佐太神社

(さだじんじゃ)
📍 島根県 松江市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

佐太神社は島根県松江市にある出雲国二ノ宮で、古くは出雲国三大社の一つとして佐陀大社とも呼ばれてきました。大社造の本殿が三棟横に並ぶ三殿並立の構えは全国でも珍しく、国の重要文化財に指定されています。主祭神の佐太大神は猿田彦大神と同じ神とされ、秋の御座替神事で舞われる佐陀神能はユネスコの無形文化遺産にも記載されています。

【歴史】

佐太神社は島根県松江市にある出雲国二ノ宮で、『出雲国風土記』に佐太御子社と記された古社です。社伝では垂仁天皇の御代の創建と伝え、養老元年に現在地へ社殿が造られたとされています。古くは出雲国三大社の一つとして佐陀大社とも呼ばれ、主祭神の佐太大神は風土記が挙げる出雲四大神の一柱で、道開きの神である猿田彦大神と同じ神とされてきました。

【特徴】

佐太神社の本殿は、正殿・北殿・南殿の三棟が横に並ぶ三殿並立という全国でも類を見ない構えで、いずれも大社造で建てられています。現在の社殿は文化四年の造営にあたり、国の重要文化財に指定されています。中央の正殿は一辺およそ五・五メートルと、大社造としては出雲大社に次ぐ規模を持ち、千木と勝男木が三棟並ぶ姿は独特の均整を見せています。

【見どころ】

佐太神社で九月二十四日の夜に奉納される佐陀神能は、御座替神事に合わせて舞われる神楽で、国の重要無形民俗文化財に指定され、2011年にはユネスコの無形文化遺産にも記載されました。御座替神事では社殿の茣蓙を新しく替え、神座を清めます。十一月下旬には神在祭が営まれ、お忌さんと呼ばれて土地の人々に大切に守られています。

【トリビア】

佐太神社の神在祭は、土地ではお忌さんと呼ばれ、期間中は歌舞音曲を慎んで静かに過ごす習わしが受け継がれてきました。参道の近くに鎮座する摂社の田中神社は、西社が縁結びや安産、東社が縁切りや長寿にご利益があるとされ、願いに応じて参り分ける人が絶えません。神々が出雲を旅立つ神等去出の社としても語り継がれています。

📅 最終更新: 2026/9/14
佐太神社
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です