龍泉洞

(りゅうせんどう)
📍 東北岩手県 岩泉町🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

岩手県岩泉町にある鍾乳洞です。洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。「ドラゴンブルー」と呼ばれる透明度の高い世界有数の地底湖が最大の特徴で、現在公開されている第3地底湖は水深98mに達します。吸い込まれるような碧い水の色は、訪れる人を幻想的な世界へと誘います。

【歴史】

龍泉洞は岩手県岩泉町にある鍾乳洞で、総延長は5000メートル以上と推定されています。古くから岩泉湧窟の名で知られ、龍神が住まう場所として信仰を集めてきました。1938年(昭和13年)には、洞内に生息するコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。戦後に観光開発が進み、地底湖のドラゴンブルーと呼ばれる青い水が多くの人を魅了してきました。2016年の台風10号で大きな被害を受けましたが、翌年には復旧しています。

【特徴】

龍泉洞の最大の魅力は3つの地底湖です。第3地底湖は水深98メートルに達し、国内でも屈指の深さを誇ります。透明度は41.5メートルを記録し、世界でもトップクラスの澄みきった水として知られてきました。洞内の気温は一年を通じて10度前後に保たれており、夏は涼しく冬は暖かく感じられます。ウサギコウモリやコキクガシラコウモリなど5種類のコウモリが生息し、学術的にも重要な洞窟です。

【見どころ】

観光コースは約700メートルで、第1から第3までの地底湖をめぐります。ライトアップされた地底湖はドラゴンブルーと呼ばれる神秘的な青に輝き、底まで見通せる透明度に思わず息をのみます。月宮殿と名づけられた大空間には巨大な鍾乳石が連なり、地下とは思えない幻想的な景色が広がっています。出口の近くでは龍泉洞の水を汲むことができ、隣接する龍泉新洞科学館では鍾乳洞の成り立ちを学べます。

【トリビア】

地底湖の水は周囲の石灰岩層でろ過され、カルシウムを豊富に含んだ軟水になります。龍泉洞の水としてペットボトルでも販売されており、コーヒーや料理によく合うと評判です。洞内は年間を通じて10度前後と冷えるため、夏に訪れるときも上着があると安心でしょう。洞窟の全容はいまだ解明されておらず、調査は今も続けられています。2016年の豪雨では地底湖の水位が急上昇し、洞内が水没する被害を受けました。

📅 最終更新: 2026/9/19
龍泉洞
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です