横浜市

(よこはまし)
📍 関東神奈川県 横浜市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

横浜市は六大都市の一つで、1859年の開港以来、生糸貿易を担う日本最大級の貿易港として発展しました。1889年の市制施行時の人口は十二万ほどでしたが、京浜工業地帯の造成とともに膨らみ、1922年に六大都市へ名を連ねます。震災と戦災、接収を越えて再生し、現在は全国の市で最も人口の多い政令指定都市です。

歴史

横浜市は1889年の市制施行で誕生し、開港場として築いた生糸と絹製品の輸出で国の外貨獲得を支えました。六大都市に指定された翌1923年、関東大震災によって市街と港湾施設は壊滅的な打撃を受けます。復興を果たした矢先に戦災と連合軍による接収が重なり、都心部の土地の返還は戦後長く市政の重い課題であり続けました。

特徴

横浜市の近代を性格づけたのは、何よりも港でした。生糸の輸出を軸に商社と銀行が集まり、居留地の外国商館と日本商人が向き合う独特の街が生まれます。1920年の国勢調査では人口約42万人で六大都市の最下位でしたが、埋立と京浜工業地帯の造成によって重工業が加わり、戦後は住宅都市としても膨張して、人口で全国の市の首位に立ちました。

見どころ

関内の海側、本町六丁目に建つ横浜市役所本庁舎は、2020年に供用を開始した八代目の庁舎です。地上三十二階の高層部からは港と市街が一望でき、低層部には誰でも通り抜けられるアトリウムが設けられました。大岡川の河口と馬車道の歴史的な街並みを結ぶ位置にあり、開港以来この関内に置かれてきた都心の重心を、そのまま受け継いでいます。

トリビア

六大都市のうち横浜市と名古屋市、神戸市の三市は、東京市・大阪市・京都市に置かれた市制特例の対象ではなく、はじめから一般の市として出発しました。それでも人口と経済の規模を根拠に1922年の法律では三市と同列に扱われ、1956年には最初の政令指定都市五市の一つとして指定を受けました。制度の枠組みは、出自の違う都市を横に並べる形で組み立てられていたのです。

📅 最終更新: 2026/9/22
横浜市
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です