日本六大都市は、1922年の六大都市行政監督ニ関スル法律で特別な扱いを受けた東京市・大阪市・京都市・横浜市・名古屋市・神戸市の六市を指します。いずれも当時の人口上位六市で、府県知事の許認可を経ずに市政を進められる自治の特例が認められました。1943年の東京都制で東京市が消えると五大都市となり、1956年の政令指定都市制度の発足をもって法律上の枠組みは役目を終えます。近代日本の大都市制度の出発点として語られる名数です。
A.いずれも当時の人口上位六市だったためです。1922年の六大都市行政監督ニ関スル法律で、東京市・大阪市・京都市・横浜市・名古屋市・神戸市の六市が特別な扱いを受け、府県知事の許認可を経ずに市政を進められる自治の特例が認められました。
A.1943年7月1日の東京都制施行で東京市が廃止されたときです。残る五市には五大都市行政監督特例が引き継がれました。この特例は1956年9月1日の政令指定都市制度の発足と同時に廃止され、五市はその日に最初の政令指定都市として指定を受けました。
A.出発点の制度が違います。東京市・大阪市・京都市は1889年の市制施行で市制特例の対象とされ、市長を置かず府知事が職務を兼ねる体制で始まりました。横浜市・名古屋市・神戸市は特例の対象ではなく、はじめから一般の市として出発しています。
A.東京市が約217万人で突出し、二位の大阪市を七割近く上回っていました。神戸市は約61万人で京都市を上回り、京都市は約59万人でした。名古屋市は約43万人、横浜市は約42万人で、横浜市は六大都市の最下位でした。
A.六市は東京都、大阪府、京都府、神奈川県、愛知県、兵庫県にあります。東京市と横浜市、大阪市と神戸市はいずれも直線距離で約30km、大阪市と京都市は約40kmと近く、最も離れた東京市と神戸市の間は直線距離で約430kmです。