【概要】
京都・嵯峨野にある松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘跡。庭にあった40本の柿の木の実が一夜にして落ちてしまったことからこの名がついた。芭蕉も度々滞在し、『嵯峨日記』を執筆したことで知られる。本庵には有名な蓑(みの)と笠が掛けられている。
【歴史】
京都市右京区嵯峨小倉山にある、松尾芭蕉の弟子で蕉門十哲の一人・向井去来(むかいきょらい)の別荘跡です。芭蕉も晩年にここを訪れて滞在し、名著『嵯峨日記』を著しました。俳諧の聖地として、古くから多くの文人が訪れています。
【特徴】
名前の由来は、庭にあった40本の柿の木の実を商人に売る約束をしたその夜、台風で実が一夜にしてすべて落ちてしまったことから、去来が自ら「落柿舎」と名付けたという逸話によります。風情ある草庵で、蓑(みの)と笠がかかっているのがシンボルです。庭には多くの句碑が立ち並び、四季折々の嵯峨野の風景と調和しています。
【見どころ】
嵯峨野の竹林や常寂光寺の近くにあり、散策の途中に立ち寄るのに最適です。現在も投句箱が置かれ、訪れた人が自由に俳句を投稿できます。庵内には去来や芭蕉ゆかりの品が展示されており、静寂の中で俳句の世界に浸ることができます。
📅 最終更新: 2026/1/3




