偕楽園

(かいらくえん)
📍 茨城県 水戸市⛰️ 名所🌿 自然

【概要】

偕楽園は茨城県水戸市にある日本庭園で、1842年に水戸藩主徳川斉昭が造園した。約3000本100品種の梅林で知られ、毎年2月中旬から3月下旬に開催される水戸の梅まつりは多くの観光客で賑わう。好文亭からの眺望も見事。

【歴史】

偕楽園は茨城県水戸市にある廻遊式庭園で、1842年(天保13年)に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が造園しました。「偕楽園」の名は「孟子」の「古の人は民と偕(とも)に楽しむ」に由来し、領民と共に楽しむ庭という意味が込められています。開園当初から日を定めて領民に開放され、その理念は現在も受け継がれています。約100品種3000本の梅が植えられた梅の名所として全国に知られ、国の史跡・名勝に指定されています。

【特徴】

偕楽園は約13ヘクタールの敷地に約100品種3000本の梅が植えられた、日本有数の梅の名所です。2月中旬から3月にかけての「水戸の梅まつり」には全国から花見客が集まり、2026年で第130回を数えました。園内には梅林のほか竹林や杉林、好文亭など見どころが揃っています。本園は2019年11月に有料となり、現在の入園料は大人320円です(茨城県民は梅まつり期間を除いて無料)。

【見どころ】

好文亭は徳川斉昭が自ら設計した木造二階建て(三層)の建物で、各部屋の襖には花鳥風月が描かれています。3階の楽寿楼に上がれば千波湖と梅林を一望できます。戦災で焼失しましたが、1958年(昭和33年)に復元されました。吐玉泉は大理石の井筒から清水が湧き出す泉で、かつては眼病に効くと伝えられました。梅まつりの期間には夜間のライトアップも行われています。

【トリビア】

偕楽園の梅は白梅・紅梅・薄紅梅など約100品種があり、早咲きから遅咲きまで一月ほどかけて次々と花を開きます。好文亭の「好文」は梅の異名で、学問に励めば梅が咲くという故事に由来する呼び名です。徳川斉昭は幕末の動乱に翻弄された藩主でしたが、偕楽園と藩校・弘道館の造営に力を注ぎました。両者は2015年に「近世日本の教育遺産群」として日本遺産の第一号に認定されています。

📅 最終更新: 2026/9/7
偕楽園
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です