オンネトー

(おんねとー)
📍 北海道 足寄町🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

オンネトーは北海道足寄町にある面積0.23平方キロほどの堰止湖で、雌阿寒岳の噴火で螺湾川がせき止められて生まれたと考えられています。湖面の色が刻々と移ろうことから五色沼の別名を持ち、風のない日には雌阿寒岳と阿寒富士を鏡のように映します。北海道三大秘湖のうち唯一、道道が湖畔まで達している湖でもあります。

【歴史】

オンネトーはアイヌ語で年老いた沼、あるいは大きな沼を意味する言葉で、雌阿寒岳が噴火して螺湾川の上流をせき止めたことで生まれたと考えられています。湖の南東にかかる湯の滝では昭和二十年代にマンガン鉱物の採掘が行われ、総量およそ三千五百トンが運び出されました。その後の2000年9月6日には、オンネトー湯の滝マンガン酸化物生成地として国の天然記念物に指定されています。

【特徴】

オンネトーは北海道足寄町にある面積0.23平方キロほどの湖で、水面の標高は623メートルあります。湖面が刻々と色を変えることから五色沼の別名を持ち、晴れた日の午前に日が斜めから差すころはコバルトブルーに染まります。近くの錦沼から流れ込む鉄分が化合物となって漂い、湖底に積もった黄色い泥と重なることで、見る条件ごとに違う色に映るとみられています。

【見どころ】

北海道三大秘湖のうち、湖畔まで道道が通じているのはオンネトーだけで、水辺から雌阿寒岳と阿寒富士を並べて眺められます。風のない朝には二つの山影が水面に映り込み、秋にはまわりの森の色まで加わります。南側の駐車場からは約1.4キロの散策路が湯の滝へ続きますが、一帯はヒグマの生息域と重なるため、単独では入らず現地の注意書きに従ってください。

【トリビア】

湯の滝の温泉だまりには1985年ごろから人の手でナイルティラピアが放たれ、続いてグッピーなどの熱帯魚も持ち込まれました。マンガン酸化物の生成に影響が出るため長年にわたって駆除が続けられ、平成30年度にようやく根絶が確認されています。現在は入浴もできませんが、微生物の働きでマンガン鉱床が今も育つ世界で唯一の場所として守られています。

📅 最終更新: 2026/9/13
オンネトー
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です