オコタンペ湖

(おこたんぺこ)
📍 北海道 千歳市🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

オコタンペ湖は北海道千歳市にある堰止湖で、恵庭岳から噴き出した火山の噴出物が谷をふさいでできました。支笏湖の北西およそ7キロ、標高620メートルの原生林に抱かれ、見る角度や季節によってコバルトブルーからエメラルドグリーンへと色を変えます。湖の全域が国立公園の特別保護地区で立入が禁じられ、展望台から眺めるほかに近づく手立てがありません。

【歴史】

オコタンペという名は、川尻に村のある川を指すアイヌ語のオ・コタン・ウン・ペに由来すると伝えられています。この湖を水源とするオコタンペ川が支笏湖に注ぐあたりには温泉が湧き、かつてアイヌの人々がアメマス漁や湯浴みのために小さな集落を営んでいました。のちに一帯は支笏洞爺国立公園に組み込まれ、湖そのものは人の立ち入らない場所として今日まで残されています。

【特徴】

オコタンペ湖は北海道千歳市にある面積0.5平方キロほどの湖で、周囲は約5キロ、最大水深は20.5メートルあります。恵庭岳から噴き出した火山の噴出物が谷をふさいでできた堰止湖で、水面の標高は620メートル、南東にある支笏湖より300メートルほど高い位置にあります。深い原生林に囲まれ、湖岸まで木々が迫る姿は開拓前の北海道を思わせます。

【見どころ】

見どころは高台の展望台から見下ろす湖面の色で、季節や時刻、日の当たる角度によってコバルトブルーからエメラルドグリーンまで表情を変えます。秋にはまわりの森の紅葉を水面に映し、色の重なりがいっそう深くなります。ただし展望台に通じる道道には崩落による通行止めが長く続いてきた区間があるため、出かける前に道路の状況を確かめておきたい場所です。

【トリビア】

オコタンペ湖は湖の全域が支笏洞爺国立公園の特別保護地区に指定されており、一般の立ち入りが禁じられています。かつて湖畔へ下りる道もあったとされますが現在は廃道となり、水辺に立つことはできません。札幌の中心部から車で一時間ほどという近さにありながら、三大秘湖のうちで最も人を寄せつけない湖になっているところが、この湖の面白さです。

📅 最終更新: 2026/9/13
オコタンペ湖
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です