小田原城

(おだわらじょう)
📍 関東神奈川県 小田原市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

小田原城は神奈川県小田原市にある平山城です。1417年頃に大森頼春が築いた城が起源とされ、15世紀末からは後北条氏五代の本拠となり、1590年の小田原征伐で開城しました。城下町ごと囲い込んだ総延長およそ9キロの総構が最大の特徴です。天守は1960年に外観復元されたもので内部は歴史展示となっており、常盤木門・銅門・馬出門も復元されています。

【歴史】

小田原城の起源は、1417年頃に大森頼春が築いた城とされています。15世紀末に伊勢宗瑞(北条早雲)が大森氏から城を奪って以降、五代およそ百年にわたり後北条氏による関東支配の中心拠点となりました。上杉謙信や武田信玄の攻撃を退けた堅城として知られましたが、1590年の豊臣秀吉による小田原征伐では長い籠城の末に開城し、江戸時代には大久保氏らが城主を務める小田原藩の居城となりました。

【特徴】

神奈川県小田原市にある平山城で、豊臣勢の来攻に備えて城下町ごと囲い込んだ総延長およそ9キロの総構が最大の特徴です。土塁と空堀を長大に連ねたこの惣構えは当時の日本に前例のない規模で、後の城づくりにも影響を与えたとされます。江戸期には近世城郭として石垣造りへ改められ、本丸・二の丸を幾重もの堀と門が囲む姿へ大きく変貌し、東海道を押さえる要衝として機能し続けました。

【見どころ】

馬出門から銅門、常盤木門へと続く正規の登城ルートを歩けば、門をくぐるたびに向きを変えさせられる枡形虎口の防御の仕組みを体感できます。1960年に外観復元された小田原城の天守は内部が歴史展示となっており、最上階の高欄からは相模湾や箱根の山並みを見渡せます。1971年復元の常盤木門、1997年復元の銅門、2009年復元の馬出門もそろっています。

【トリビア】

秀吉が小田原攻めの際に対岸の山へ築いた石垣山城を、周囲の木を伐り払って一夜で完成したように見せかけ、北条方の戦意をくじいたという逸話は名高いものです。また長引く籠城評定が結論を出せなかったことから「小田原評定」という言葉が生まれたと伝わります。城跡は国の史跡に指定され、日本百名城では第23番に数えられます。園内は桜の名所としても親しまれています。

📅 最終更新: 2026/9/25
小田原城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です