【概要】
東大寺の盧舎那仏(るしゃなぶつ)像。聖武天皇の発願により制作され、奈良時代の国宝。高さ約15mの世界最大級の金銅仏。大仏殿も世界最大級の木造建築であり、古都奈良のシンボル。
【歴史】
奈良の大仏(東大寺盧舎那仏像)は、聖武天皇の勅願により752年に開眼供養が行われました。度重なる戦火で焼失と復興を繰り返し、現在の大仏殿は江戸時代に再建されたもの。約1300年にわたり人々の信仰を集め、世界最大級の木造建築である大仏殿とともに「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
【特徴】
像高約15m、顔の幅約3.2mという圧倒的なスケールを誇ります。右手の掌を前に向けた「施無畏印(せむいいん)」は恐れを取り除くことを、左手の掌を上に向けた「与願印(よがんいん)」は願いを叶えることを表しています。大仏殿の柱には大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴が開いており、くぐり抜けると無病息災のご利益があると言われます。
【見どころ】
大仏殿の正面から見上げる大仏の威厳ある姿は圧巻。大仏殿前にある八角燈籠(国宝)は創建当時のものが残っています。毎年8月15日の「万灯供養会」では大仏殿の観相窓が開き、外から大仏様の顔を拝むことができます。東大寺南大門の金剛力士像(運慶・快慶作)も見逃せません。
【トリビア】
大仏様の髪の毛(螺髪)は966個あり、一つがスイカほどの大きさです。大仏殿は創建当時、現在の約1.5倍の幅がありましたが、二度の焼失を経て現在の規模になりました。聖武天皇が大仏造立を命じたのは、疫病や飢饉から国を守るためでした。
📅 最終更新: 2026/1/3




