浪花家総本店

(なにわやそうほんてん)
📍 東京都 港区🍜 料理🥢 名産

【概要】

東京都港区麻布十番にある、1909年創業のたい焼きの元祖とされる店です。今川焼きの型を鯛の形に変えて売り出したのが始まりと伝わり、一匹ずつ焼く一丁焼きの薄皮と、程よい甘さの自家製あんこが特徴です。童謡「およげ!たいやきくん」のモデルとしても知られています。

【歴史】

浪花家総本店は1909年、神戸清次郎が東京の九段下で創業しました。今川焼きの売れ行きが伸びず、当時は高級魚だった鯛の形にしたところ大評判となったのが、たい焼きの始まりと伝えられています。戦後の1948年に現在の麻布十番へ移転し、商店街の顔として親しまれてきました。百年以上にわたり製法を変えず、今も四代目が焼き台に立ち続けています。

【特徴】

浪花家総本店のたい焼きは、一匹ずつ独立した鋳物の型で焼く一丁焼きです。型を直火にかざしながら職人が絶えず動かすため、皮はごく薄くパリッと焼き上がり、中には尾の先まで北海道産小豆の自家製あんこが詰まっています。あんは甘さを抑えたさらりとした仕上がりで、焼きたてを頬張ると香ばしい皮の食感とあんの温かさが同時に広がります。

【見どころ】

焼き上がりまで時間がかかるため、店頭で名前を伝えて予約し、麻布十番の商店街を散策しながら待つのがこの店の流儀です。2階には喫茶室があり、焼きたてのたい焼きを甘味やお茶と一緒にゆっくり味わえます。夏にはかき氷、冬には焼きそばも人気で、地元の人が日常的に通う店の空気を感じられます。都営大江戸線・東京メトロの麻布十番駅から徒歩3分です。

【トリビア】

1975年に大ヒットした童謡「およげ!たいやきくん」は、作詞家の高田ひろおが浪花家総本店のたい焼きをヒントに歌詞を書いたと伝えられ、店内にはその縁を示す品が飾られています。たい焼きは頭から食べるか尾から食べるかで性格が分かるという俗説がありますが、浪花家では尾までしっかりあんこが入っているので、どちらから食べても最後まで甘さが続くと評判です。

📅 最終更新: 2026/9/6
浪花家総本店
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です