【概要】
茹でたての温かい平打ち麺に、特製の肉味噌を乗せた料理。お好みで生姜、酢、ラー油などを加えて自分好みの味に調整して食べるのが醍醐味。
【歴史】
戦前、旧満州(現在の中国東北部)に住んでいた「白龍(パイロン)」の初代店主・高階貫勝氏が、現地で食べた「炸醤麺(ジャージャー麺)」の味を忘れられず、戦後盛岡に戻ってから、日本の食材を使って独自に再現を試みたのが始まりです。屋台から始まったこの味は、安くて美味しくて量が多いことから学生や市民に愛され、独自の麺文化として発展しました。
【特徴】
うどんに似た平打ち麺の上に、キュウリ、ネギ、そして秘伝の「肉味噌」がたっぷりと乗っています。食べる前にこれらを全体が均一になるまで豪快にかき混ぜるのが作法です。初期状態では味は完成しておらず、卓上の酢、ラー油、おろしショウガ、ニンニクなどを客自身が加えて、自分好みの味に「育てて」から食べる参加型の料理です。
【見どころ】
麺を食べ終わった後の楽しみとして「チータンタン(鶏蛋湯)」があります。麺を一口程度残した器に生卵を割り入れて溶き、店員さんに渡すと、茹で汁と肉味噌、ネギを加えて卵スープにしてくれます。これがこってりとした食事の後の口直しに最適で、じゃじゃ麺を食べる上での一連の儀式のように親しまれています。最後の温かいスープ「チータン」は、お腹も心も満たしてくれる締めの一杯です。
【トリビア】
地元では「3回食べるとハマる」と言われています。初めて食べると、その独特の見た目や味付けに戸惑うことも多いそうですが、自分なりの調味料の配合(黄金比)を見つけると、無性に食べたくなる中毒性があるといいます。盛岡市民はそれぞれ「マイ・ベスト・じゃじゃ麺」の味付けを持っており、そのこだわりは並々ならぬものがあります。
📅 最終更新: 2026/1/5




