【概要】
水沢うどんは群馬県渋川市の水沢観音門前で約400年前から作られてきた名物うどん。透明感のある白い麺はコシがありながらも滑らかで、冷たいざるうどんをゴマだれや醤油だれで味わう。伊香保温泉の観光と合わせて訪れる人も多い。
【歴史】
水沢うどんは群馬県渋川市にある水澤寺の門前で、約400年前から作られてきた門前うどんです。坂東三十三観音霊場の第16番札所である水澤観音への参拝客に振る舞われたのが始まりとされ、江戸時代には門前に何軒ものうどん店が並んでいました。現在も水沢うどん街道には十数軒の店が軒を連ね、伊香保温泉の観光と合わせて多くの人が訪れています。
【特徴】
水沢うどんは、小麦粉と水沢山の湧き水、塩だけで作る白い麺が特徴です。やや太めでコシが強く、もちもちとした食感を楽しめます。透明感のある麺は見た目にも美しく、冷たいざるうどんで味わうのが定番となっています。つゆは胡麻だれと醤油だれの二種類が一般的で、なかでも濃厚な胡麻だれは水沢うどんならではの食べ方として知られています。
【食べ方】
水沢うどんはざるうどんが基本で、胡麻だれと醤油だれの二種類のつゆで味わうのが伝統的なスタイルです。濃厚な胡麻の風味が麺に絡む胡麻だれは、一度食べると忘れられないおいしさになります。舞茸の天ぷらを添えるのが伊香保流で、香り高い群馬県産の舞茸はうどんとよく合います。伊香保温泉で湯上がりにうどんを食べるのも、定番の観光コースとなっています。
【トリビア】
水沢うどんの製法は各店の秘伝とされ、機械化が進んだ今も手打ちにこだわる店が少なくありません。水澤寺は水澤観音として親しまれ、子授けや安産、縁結びのご利益があると信仰されてきました。水沢という地名は水沢山から湧き出る清水に由来し、この軟水が麺の喉越しを良くするといわれます。日本三大うどんの選び方には諸説あり、五島うどんを挙げることもあります。




