【概要】
霊木の「梢(こずえ)」から造られたとされる本尊を祀る寺院です。室町時代に古河公方・足利成氏が古河城の鬼門除けとして鎌倉から勧請したと伝えられています。「古河の長谷観音」として親しまれ、安産や子育てのご利益で知られます。
【関東の長谷観音】
茨城県古河市にある長谷寺(長谷観音)は、「日本三大長谷観音」の一つに数えられる古刹です。天平7年(735年)に行基菩薩が関東巡錫の際に開いたと伝わり、1300年近い歴史を持ちます。ご本尊の十一面観世音菩薩は奈良・鎌倉の長谷観音と同じく楠の霊木から彫られたという伝承があり、「古河長谷観音」として地域の信仰を集めています。
【関東平野の古刹】
古河長谷観音は、奈良・鎌倉の華やかさとは異なり、関東平野の静かな田園地帯にたたずむ素朴な寺院です。観光地化されていないぶん、落ち着いた雰囲気の中で参拝できるのが魅力。本堂は江戸時代に再建されたもので、歴史を感じさせる佇まいです。毎月18日の縁日には地元の参拝者で賑わい、露店も出店して活気にあふれます。
【古河の歴史】
古河市は室町時代に古河公方の本拠地として栄えた歴史ある街です。長谷観音への参拝とあわせて、古河城址や雀神社、篆刻美術館など、歴史スポットを巡るのもおすすめ。毎年春には「古河桃まつり」が開催され、1,500本もの桃の花が咲き誇ります。東京から電車で約1時間とアクセスも良く、日帰り観光に最適な関東の穴場スポットです。
📅 最終更新: 2026/1/4




