鹿苑寺(金閣寺)庭園

(ろくおんじ(きんかくじ)ていえん)
📍 京都府 京都市📦 その他📦 名勝📦 庭園🌿 自然

【概要】

鹿苑寺(金閣寺)庭園は、京都市にある特別名勝です。四季折々の美しい景観が楽しめ、多くの観光客が訪れます。日本の美を象徴する場所の一つです。

【歴史】

鹿苑寺(金閣寺)庭園は、1397年(応永4年)に室町幕府三代将軍の足利義満が西園寺家の山荘を譲り受け、北山殿と呼ばれる壮大な邸宅として造営した地に始まります。義満の死後、その遺言によって山荘は禅寺に改められ、義満の法号にちなんで鹿苑寺と称するようになりました。1925年(大正14年)に史跡および名勝、1956年(昭和31年)には特別史跡および特別名勝へ指定されています。

【特徴】

庭は舎利殿である金閣を水面に映す鏡湖池を中心とした池泉回遊式庭園で、池には葦原島をはじめ鶴島や亀島などの中島が浮かび、諸国の大名が競って献じたと伝わる名石が数多く据えられ、順路を巡るごとに景色が移ろっていきます。金閣は一層が寝殿造風、二層が武家造風、三層が禅宗様の仏殿という異なる様式を積み重ね、上の二層に金箔を貼った、ほかに類例のない華やかな建築です。

【見どころ】

京都府京都市にある境内では、鏡湖池の対岸から、金閣と水面に映る逆さ金閣とを同時に望む眺めが最も名高く、多くの人が足を止めます。順路を進むと、鯉が滝を登って龍になるという故事にちなむ龍門滝と鯉魚石、義満が茶の湯に用いたと伝わる銀河泉、手を清めたと伝わる巌下水が次々に現れます。さらに高台には江戸時代の茶席である夕佳亭が建ち、南天の木を用いた床柱で知られています。

【トリビア】

現在の金閣は、1950年(昭和25年)に寺の学僧の放火によって焼失した後、1955年(昭和30年)に再建されたものです。この事件は三島由紀夫や水上勉の小説の題材となり、広く世に知られています。1987年(昭和62年)の大修理では漆と金箔が厚く塗り直されました。庭園そのものは焼失を免れており、義満が描いた室町時代の地割を今日まで伝えている点でも貴重です。

📅 最終更新: 2026/9/7
鹿苑寺(金閣寺)庭園
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です