【概要】
横溝正史の作品に登場する探偵。よれよれの袴に帽子、ボサボサ頭で、興奮すると頭を掻きむしる癖がある。因習に縛られた農村や旧家で起こる血なまぐさい事件に挑むことが多く、論理的な謎解きを行う。
【人物像】
横溝正史の小説に登場する名探偵です。ボサボサの雀の巣のような頭、お釜帽、よれよれの袴(はかま)という、一見すると風采の上がらない格好がトレードマークです。しかし、事件が起きると鋭い直感と推理力を発揮します。興奮したり考え込んだりすると、頭をバリバリとかく癖が有名で、フケが落ちる描写もおなじみです。
【スタイル】
明智小五郎が都会的でモダンな事件を扱うのに対し、金田一耕助は、因習の残る古い農村や旧家で起きる、おどろおどろしい連続殺人事件(『八つ墓村』『犬神家の一族』『獄門島』など)に挑むことが多いです。犯人を捕まえることよりも、事件の背後にある人間関係の悲劇や因果を解き明かすことに重きが置かれています。
【ブーム】
1970年代に角川映画による大規模なメディアミックスが行われ、石坂浩二が演じた映画シリーズが大ヒットしました。また、テレビドラマでは古谷一行が演じ、これも長く愛されました。これにより「金田一耕助ブーム」が巻き起こり、現在でも国民的キャラクターとして、パロディの対象になるほど浸透しています。
📅 最終更新: 2026/1/3




