片山津温泉

(かたやまづおんせん)
📍 石川県 加賀市♨️ 温泉⛰️ 名所

【概要】

片山津温泉は、柴山潟の岸辺に宿が連なる温泉地で、承応2年に大聖寺藩の藩主が湖底の湧き湯に気づいたと伝わります。湖の水面は光や天気によって表情を変え、一日に七度色を変えるとも言われてきました。湖畔には建築家の谷口吉生が設計した総湯が建ち、ガラス越しに柴山潟と霊峰白山を眺めながら湯に入ることができます。

【歴史】

片山津温泉は、石川県加賀市にある温泉で、承応2年(1653年)に大聖寺藩二代藩主の前田利明が鷹狩りで訪れ、柴山潟に集まる水鳥の様子から湖底の湧き湯に気づいたと伝わります。湯が水の中にあるため開発は難航し、明治9年に潟の一部を埋め立てる工事が始まってようやく道が開け、明治15年になって源泉が確保されたと記録されています。

【特徴】

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、源泉の温度は72度あまり、塩分を多く含むため湯冷めしにくい湯として知られます。片山津温泉の宿は柴山潟の岸に沿って建ち並び、湯に浸かりながら湖と、その向こうにそびえる霊峰白山を眺められます。四つの湯のなかでは最も新しく、明治以降に埋め立てとともに育った温泉街です。

【見どころ】

湖畔に建つ総湯は、ニューヨーク近代美術館の新館などを手がけた建築家の谷口吉生が設計し、2012年に完成しました。全面がガラス張りで、美術館のような静かな空間から柴山潟を眺めながら湯に入れます。柴山潟の水面は光や天気によって色合いを変え、一日に七度色を変えるとも言われ、湖上に高く上がる大噴水も名物になっています。

【トリビア】

片山津温泉のにぎわいは1980年前後に年間150万人を超えるまで育ちましたが、その後は落ち込み、共同浴場の建て替えや湖畔の遊歩道の整備といった街づくりで立て直しを図ってきました。柴山潟はかつて今よりずっと広い湖で、干拓によって姿を変えた歴史を持ち、湖に浮かぶように見える温泉街の眺めもその名残といえます。

📅 最終更新: 2026/9/13
片山津温泉
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です