📍 三重県 菰野町🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

鎌ヶ岳は、三重県菰野町にある標高1,161メートルの山で、山全体が花崗岩からできています。鋭く尖った槍のような山容は鈴鹿山脈で最もアルペン的といわれ、「鈴鹿の槍ヶ岳」とも呼ばれてきました。南へ続く痩せ尾根は鎌尾根と呼ばれ、水沢岳へと連なります。古くは冠峰や釜嶽と呼ばれて和歌や漢詩に詠まれ、御在所岳の山頂には鎌ヶ岳を詠んだ句碑が建っています。

【歴史】

鎌ヶ岳は古くは「冠峰」や「釜嶽」と呼ばれ、和歌や漢詩に詠まれてきた山です。江戸時代の伊藤冠峰は自らの号にこの山の名を採り、鎌ヶ岳の鋭い峰を詠んだ漢詩の石碑が御在所岳の山頂に建てられています。1963年には「鎌ヶ岳ブナ原始林」が三重県の天然記念物に指定され、1964年には鈴鹿セブンマウンテンの登山大会が始まりました。

【特徴】

鎌ヶ岳は三重県菰野町にある標高1,161メートルの山で、山全体が花崗岩からできています。鈴鹿山脈で最もアルペン的といわれる鋭く尖った山容から「鈴鹿の槍ヶ岳」や「鈴鹿のマッターホルン」とも呼ばれます。南へ続く痩せ尾根は鎌尾根と呼ばれ、水沢岳へと連なります。東の一角から見ると湾曲した形に見えることが山名の由来とされています。

【見どころ】

鎌ヶ岳の魅力は、どこから見てもすぐに見分けられる槍のような山容です。濃尾平野からも御在所ロープウエイからもその三角錐が望め、北や南から眺めると均整のとれた三角形に見えます。武平峠からの道は比較的短い時間で山頂に立てる一方、長石尾根をたどれば花崗岩の岩場が続きます。山頂からは伊勢湾と鈴鹿の山並みが一望できます。

【トリビア】

俳人の山口誓子は「雪嶺の大三角を鎌と呼ぶ」と鎌ヶ岳を詠み、その句碑が1961年8月13日に御在所岳の山頂に建てられました。鋭い三角形の雪の峰を「鎌」と呼ぶ土地の感覚が、そのまま句になっています。山頂の直下は花崗岩が風化してもろくなっている箇所もあるため、天候や登山道の状況を確かめたうえで登るのが安心です。

📅 最終更新: 2026/9/13
鎌ヶ岳
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です