城南宮

(じょうなんぐう)
📍 近畿京都府 京都市⛩️ 寺社🏯 歴史

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【概要】

城南宮は、京都市伏見区の鳥羽にある神社で、方除けの大社として知られています。平安遷都の際に都の南を守る神として創建されたと伝えられ、平安京の南にあることから城南神と呼ばれたのが名の由来です。引っ越しや旅行、家の建築にともなう方角の災いを除こうと祈る参拝者が多く訪れ、京都五社めぐりでは都の南を守る朱雀にあたります。

【歴史】

平安時代の末、白河上皇がこの地に広大な鳥羽離宮を造営すると、城南宮は離宮の守り神として重んじられました。離宮は院政の舞台となり、上皇たちが熊野詣に出かける前に身を清める精進所や、方角の災いを避ける方違えの宿所としても使われました。こうした歴史から方除けの信仰が高まり、幕末には周辺一帯が鳥羽・伏見の戦いの舞台にもなりました。

【特徴】

城南宮の祭神は、国常立尊・八千矛神・息長帯日売尊の三柱で、合わせて城南大神とたたえられます。国土を守る神、大国主神の別名とされる八千矛神、神功皇后の名で知られる息長帯日売尊がそろうことから、家や土地、旅にまつわる災いを除く神として信仰を集めてきました。境内では車のお祓いも行われ、交通安全を願う人の姿もよく見られます。

【見どころ】

城南宮の社殿を囲む神苑の楽水苑は、作庭家の中根金作が手がけた昭和の庭園で、春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭に分かれています。『源氏物語』に登場する草木の多くが植えられ、源氏物語花の庭とも呼ばれます。2月から3月にかけては春の山で約150本のしだれ梅が紅白に咲き、散った花びらが苔の上を彩ります。

【トリビア】

城南宮の神苑にある平安の庭では、例年4月29日と11月3日に曲水の宴が催されます。平安貴族の装束をまとった歌人が遣水のほとりに座り、上流から流れてくる羽觴という酒杯が目の前を過ぎるまでに和歌を詠みます。宴の合間には白拍子の舞も披露されます。観覧には事前の申し込みが必要な場合があり、日程や形式は変わることがあります。

📅 最終更新: 2026/10/14
城南宮
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です