浄智寺

(じょうちじ)
📍 神奈川県 鎌倉市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

浄智寺は、神奈川県鎌倉市にある臨済宗円覚寺派の寺院で、鎌倉五山の第四位に置かれています。弘安四年にあたる1281年、若くして没した北条宗政を弔うために創建されたと伝えられます。竹林と木々に包まれた谷戸の境内は国の史跡に指定されており、中国風の鐘楼門や名水の甘露の井、布袋尊を祀るやぐらなどが静かに点在しています。

【歴史】

浄智寺は、弘安四年にあたる1281年に創建されたと伝えられます。三十歳ほどで世を去った北条宗政の菩提を弔うために営まれ、名目上の開基は宗政の子で当時まだ幼かった北条師時、実際には母と八代執権の北条時宗が支えたとされます。開山については、招かれた南洲宏海が宋僧の兀庵普寧と大休正念を立て、自らは準開山になったと伝わります。

【特徴】

神奈川県鎌倉市にある浄智寺は、山号を金宝山と称し、細い谷戸の奥へ石段と土の道が続く境内をもちます。参道の入口に立つ鐘楼門は二階を鐘楼とする珍しい構えで、花頭窓を備えた中国風の意匠が目を引きます。境内は1966年に浄智寺境内として国の史跡に指定され、鎌倉の禅寺がどう地形を生かしたのかをよく残しています。

【見どころ】

曇華殿と呼ばれる仏殿には、過去と現在と未来を表す阿弥陀、釈迦、弥勒の三世仏坐像が並び、神奈川県の指定文化財となっています。境内の奥のやぐらには布袋尊が祀られ、鎌倉江の島七福神の一つとして参拝されています。山門の前にある甘露の井は鎌倉十井のひとつに数えられ、湧水に恵まれた谷戸の地形をよく物語っています。

【トリビア】

浄智寺に伝わる木造地蔵菩薩坐像は重要文化財に指定され、1340年に鋳られた銅鐘も寺宝として残っています。境内のそばには葛原岡・大仏ハイキングコースの入口があり、北鎌倉から鎌倉大仏の方へ山を抜ける道がここから始まります。布袋尊の腹をなでると福を分けてもらえるという言い伝えも、浄智寺を訪れる人に親しまれてきました。

📅 最終更新: 2026/9/13
浄智寺
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です