深大寺だるま市

(じんだいじだるまいち)
📍 東京都 調布市⛰️ 名所🎭 文化🏮

【概要】

深大寺だるま市は、東京都調布市の深大寺で毎年3月3日・4日に開催される。「厄除元三大師大祭」の一環として行われ、江戸時代から続く東京の春の風物詩。購入しただるまの目に僧侶が梵字(阿吽)を入れる「目入れ」が行われるのが特徴。

【歴史】

深大寺だるま市は、東京都調布市にある深大寺で、毎年3月3日と4日に営まれる厄除元三大師大祭に合わせて開かれる行事です。深大寺は天平5年(733年)の開創と伝わり、都内では浅草寺に次ぐ古刹とされる天台宗別格本山です。だるま市は江戸時代から続くとされ、東京に春を告げる風物詩として広く親しまれており、大祭の二日間には十万人を超える参拝者が境内を埋め尽くします。

【特徴】

厄除元三大師とは、比叡山中興の祖として知られる慈恵大師良源のことで、深大寺では秘仏の元三大師像をまつり、厄除けの霊験によって古くから信仰を集めてきました。大祭の期間中、境内から参道にかけては大小およそ300のだるま店が軒を連ね、さらに多くの露店が加わります。武蔵野の緑と豊かな湧水に囲まれた静かな古刹が、参道まで赤いだるまで埋め尽くされる光景は実に壮観です。

【楽しみ方】

深大寺だるま市の見どころは、特設のだるま開眼所で僧侶が筆をとり、だるまの目に梵字を書き入れてくれることです。買い求めた年には物事の始まりを意味する「阿」を左目に、願いが叶って納める際には成就を表す「吽」を右目に入れてもらいます。両日の午後には、色鮮やかな法衣の僧侶が雅楽とともに練り歩くお練り行列があり、参拝のあとは名物の深大寺そばを味わうのが定番の楽しみ方です。

【トリビア】

深大寺が所蔵する銅造釈迦如来倚像は、飛鳥時代後期の白鳳期の作とされ、平成29年(2017年)に国宝へ指定されました。関東では数少ない白鳳仏で、東日本最古級の仏像として名高い一軀です。また周辺は漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげるが長く暮らした地としても知られ、参道には妖怪をあしらった店が並んでおり、だるま市の二日間はいっそうにぎやかな雰囲気に包まれます。

📅 最終更新: 2026/9/7
深大寺だるま市
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です