【概要】
茨城県の三浜地方(大洗、那珂湊、磯浜)に伝わる民謡。「水戸の三浜で那珂川ァぬけて」の歌い出しで知られ、三味線、太鼓、囃子が入る陽気で威勢の良い座敷唄。日本三大民謡の一つとして、花柳界などを通じて全国に広まった。
【水戸の座敷唄】
茨城県水戸市周辺(大洗など)で歌われる民謡で、日本三大民謡の一つです。三味線の伴奏で軽快かつ粋に歌われるのが特徴で、元々は漁師たちが歌っていた舟唄などが、花柳界(座敷)に入って洗練され、全国に広まったと言われています。「あずま〜」の歌い出しよりも、「磯で名所は大洗様よ」の歌詞の方が有名かもしれません。明るく華やかな曲調が魅力です。
【踊りと共に】
磯節は、唄だけでなく踊りとしても親しまれています。鮮やかな着物を着て踊る姿は非常に華やかで、宴会の席や地域の祭りで欠かせない演目となっています。水戸黄門こと徳川光圀公も、この地の風光明媚な景色をこよなく愛したと伝えられており、磯節の歌詞には、大洗海岸や岩礁に砕ける波など、茨城の美しい海の情景が数多く織り込まれています。
【保存会の活動】
現在でも「水戸の梅まつり」などのイベントで披露されることが多く、保存会によって大切に継承されています。明治時代、関根安中という名人がレコードに吹き込んだことで全国的なブームとなり、民謡としての地位を確立しました。明るく開放的な曲調は、聞く人を元気づけてくれます。水戸を訪れたら、ぜひ一度は生で聞いてみたい民謡の一つです。
📅 最終更新: 2026/1/4




