【概要】
松江市の城山稲荷神社で10年に一度、約9日間にわたり開催される大規模な船神事です。約100隻の船団が大橋川や中海を巡行します。「櫂伝馬(かいでんま)」と呼ばれる船の上で、歌舞伎風の衣装を着た男たちが勇壮に踊る姿が最大の見どころです。
【出雲の船神事】
島根県松江市で12年に一度、5月に10日間にわたって行われる日本最大規模の船神事です。正式名称は「松江城山稲荷神社式年神幸祭」ですが、船上で「ホーランエンヤ」のかけ声とともに櫂伝馬(かいでんま)が踊ることから、この愛称で親しまれています。次回は2025年の開催予定で、約100艘の船が大橋川を渡御する壮観な光景が見られます。
【12年に一度の祭典】
ホーランエンヤの歴史は370年以上前にさかのぼります。寛永15年(1638年)に初代松江藩主・松平直政が五穀豊穣を祈願して始めたのが起源とされています。12年に一度という希少性から、「一生に一度は見たい祭り」として知られ、開催時には全国から数十万人もの観覧者が訪れます。勇壮な櫂さばきと華やかな衣装は圧巻の迫力です。
【櫂伝馬の舞】
ホーランエンヤの最大の見どころは、色とりどりの衣装をまとった踊り手たちが船上で披露する「剣櫂(けんがい)」と呼ばれる舞です。「采振り」と呼ばれる女装の踊り手が扇を振り、「豊来舞(ホウライマイ)」を舞う姿は絢爛豪華。大橋川を埋め尽くす船団と、両岸を埋め尽くす観客の歓声が一体となり、松江の街全体が祭り一色に染まります。
📅 最終更新: 2026/1/4




