【概要】
青森県弘前市にある弘前公園は、江戸時代に築かれた弘前城の敷地に広がる日本屈指の桜の名所です。園内にはソメイヨシノを中心に約2,600本の桜が植えられており、リンゴの剪定技術を応用した「弘前方式」により、一つの花芽から複数の花が咲くボリューム満点の桜が楽しめます。
【歴史】
弘前城は1611年に津軽氏によって築城され、1895年に「弘前公園」として一般公開されました。桜の歴史は古く、1715年に藩士が京都からカスミザクラを持ち帰ったのが始まりとされています。現在も樹齢140年以上の日本最古級のソメイヨシノが立派に花を咲かせています。
【特徴】
公園内には国の重要文化財に指定された三層の天守や櫓、城門が現存しており、お城の歴史的な風情と桜が織りなす見事な景観が特徴です。春には約49.2ヘクタールの敷地全体がピンク色に染まり、夜にはライトアップされた夜桜が幻想的な世界を演出します。
【見どころ】
最大の見どころは、お堀の水面が散った桜の花びらでピンク色に埋め尽くされる「花筏(はないかだ)」です。また、西濠沿いに続く桜のトンネルや、ボートからの桜鑑賞も非常に人気があります。現在は天守の曳家工事中で、岩木山と天守の特別なコラボレーションも楽しめます。
【トリビア】
弘前公園の桜がこれほど見事に咲くのは、日本一の生産量を誇る弘前のリンゴ栽培で培われた剪定技術によるものです。また、園内の二の丸には、枝の重なり具合で空が見事なハート形に切り取られる「ハートマークの桜」という隠れスポットがあり、カップルに大人気となっています。
📅 最終更新: 2026/3/27




