比叡山(延暦寺)

(ひえいざん)
📍 滋賀県 大津市🏯 歴史🎭 文化⛰️ 名所

【概要】

伝教大師最澄が開いた天台宗の総本山であり、多くの鎌倉仏教の祖師たちが修行した「日本仏教の母山」です。京都と滋賀にまたがる広大な境内は東塔、西塔、横川の三塔地域に分かれ、世界遺産にも登録されています。

【歴史】

比叡山延暦寺は滋賀県大津市と京都府にまたがる天台宗の総本山で、788年(延暦7年)に最澄が草庵を結んだのが始まりです。日本仏教の母山と呼ばれ、法然や親鸞、栄西、道元、日蓮など各宗派の開祖を輩出した学問と修行の場として知られています。1571年には織田信長の焼き討ちによって壊滅的な打撃を受けましたが、江戸時代に復興を遂げました。1994年には古都京都の文化財の一部として世界遺産に登録されています。

【特徴】

延暦寺は東塔、西塔、横川の三塔十六谷に分かれ、およそ100の堂宇が広い山中に点在しています。総本堂である根本中堂には、最澄が灯して以来1200年以上燃え続ける不滅の法灯が守られてきました。標高約850メートルの山上にあるため夏は涼しく、秋の紅葉や冬の雪景色も見事です。参拝には日本最長のケーブルカーである坂本ケーブルや、八瀬からのケーブルとロープウェイを利用できます。

【見どころ】

国宝の根本中堂は2016年度に始まった大改修が続いており、境内に組まれた修学ステージからは屋根の葺き替えの様子を間近に見下ろせます。この特別な眺めを楽しめるのは2026年末頃までの予定です。西塔の釈迦堂は延暦寺に現存する最古の建物で、重要文化財に指定されています。横川中堂は舞台造りの美しい堂宇です。山上からは琵琶湖と京都盆地を一望でき、坐禅や写経の体験も人気を集めています。

【トリビア】

不滅の法灯は1200年以上燃え続けており、油を絶やさないよう気を配ることから油断という言葉が生まれたともいわれます。織田信長の焼き討ちのあとには、かつて分灯されていた山形県の立石寺から火を分けてもらい、復興の際に再び灯されました。比叡山では7年をかけて約4万キロメートルを歩く千日回峰行という荒行が続けられており、その厳しさは世界的にも知られています。

📅 最終更新: 2026/9/7
比叡山(延暦寺)
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です