【概要】
文禄3年(1594年)に小早川隆景によって建立されました。「敵国降伏」の扁額が掲げられていることで有名で、その文字から伏敵門とも呼ばれます。豪壮な造りは桃山時代の建築様式を今に伝えています。
【伏敵門】
福岡県福岡市東区にある筥崎宮(はこざきぐう)の楼門です。文禄3年(1594年)、筑前領主・小早川隆景によって建立されました。高さのある豪壮な屋根と、重量感あふれる佇まいが特徴で、国の重要文化財に指定されています。この門の最大の特徴は、掲げられている「敵国降伏」の扁額です。これは武力による降伏ではなく、「徳をもって敵を降伏させる」という王道の精神を説いたものとされています。
【太閤秀吉のお気に入り】
この楼門は、釘を一本も使わずに建てられた(三手先組組み方)と言われており、当時の建築技術の高さを如実に物語っています。豊臣秀吉が九州平定の際に滞在し、千利休に茶会を開かせたことでも知られています。戦いの神様として、また海上交通の守護神として、古くから多くの武将たちの崇敬を集めてきました。現在では、ソフトバンクホークスの必勝祈願が行われることでも有名です。
【放生会】
毎年9月に行われる「放生会(ほうじょうや)」は、博多三大祭りの一つで、参道には数百軒の露店が立ち並び、博多の秋の風物詩として大変な賑わいを見せます。この期間中、楼門は華やかにライトアップされたり、多くの参拝客を迎え入れたりと、祭りの中心的な役割を果たします。勝運の神様として、人々の信仰を一身に集める、博多のシンボル的な場所です。
📅 最終更新: 2026/1/4




