越後駒ヶ岳

(えちごこまがたけ)
📍 新潟県 魚沼市🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

越後駒ヶ岳は魚沼地方にそびえる標高2003メートルの山で、魚沼駒ヶ岳とも呼ばれます。深田久弥の日本百名山に選ばれ、越後三山のまん中をなす堂々とした存在です。西と北の斜面は山麓まで一気に落ち込んで大障壁をつくり、春に残る雪の形が馬の姿に見えることから駒の名がついたと伝えられ、麓の人々は長く田仕事の目安にしてきました。

【歴史】

越後駒ヶ岳の名は、春の斜面に残る雪や、雪解けとともに現れる岩肌の形が馬の姿に見えることに由来すると伝えられます。麓の村ではその模様の出方を田植えや種まきの目安としてきたため、山は季節を告げる暦の役目も担っていました。全国に同じ名の山が多いため魚沼駒ヶ岳とも呼ばれ、深田久弥が選んだ日本百名山のひとつにも数えられています。

【特徴】

標高は2003メートルで、越後三山のなかでは中ノ岳に次ぐ高さになります。新潟県魚沼市にある山頂から西の水無川側と北の佐梨川側は、標高200から300メートルほどの山麓まで一気に落ち込み、天然の大障壁と呼ばれてきました。オツルミズ沢には数多くの滝が連なり、巨大な一枚岩の壁は登攀の対象にもなっています。

【見どころ】

登山口のひとつである枝折峠は滝雲の名所として知られ、明け方に銀山平で生まれた雲海が稜線を越え、滝のように流れ落ちる光景に出会えることがあります。峠から小倉山、百草の池をたどって高度を上げると、九合目あたりに駒の小屋が建ちます。山頂には三角点と剣を持つ銅像が据えられ、中ノ岳や八海山へ延びる稜線を一望できます。

【トリビア】

山頂に立つ銅像が誰をあらわすのかははっきりせず、豊斟淳尊とも猿田彦大神ともいわれています。駒の小屋は避難小屋で、時期によって管理人が入ることがありますが常駐ではないため、水や寝具は自分で整えておくのが基本です。東側の銀山平や奥只見湖を含むこの一帯は、越後三山只見国定公園の区域として手厚く保護されています。

📅 最終更新: 2026/9/13
越後駒ヶ岳
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です