越後三山は、新潟県の魚沼地方にそびえる八海山・越後駒ヶ岳・中ノ岳の三つの山をまとめて呼ぶ名で、魚沼三山とも呼ばれます。標高は二千メートル前後ながら、豪雪が刻んだ岩壁と深い谷が連なり、盛夏まで雪渓を残す険しい山域です。三山の全域が越後三山只見国定公園に含まれ、古くから信仰の山として、また魚沼の暮らしを見守る山として親しまれてきました。
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A.中ノ岳です。標高2085メートルで越後三山の最高峰にあたります。越後駒ヶ岳は標高2003メートルで中ノ岳に次ぐ高さ、八海山は岩峰群の総称で、最高峰の入道岳が標高1778メートルです。
A.越後駒ヶ岳は、春の斜面に残る雪や岩肌の形が馬の姿に見えることに由来すると伝えられます。中ノ岳は、八海山と越後駒ヶ岳のあいだに構える位置から呼ばれるようになったと伝えられます。
A.越後駒ヶ岳から中ノ岳を経て八海山へ抜ける三山縦走があります。三山は直線距離で約4〜5kmの間隔で並びますが、営業小屋がなく避難小屋を頼りに少なくとも一泊以上をかける長い行程で、オカメノゾキの深い登り返しが最大の難所として語り継がれてきました。
A.八海山は古くから広い信仰を集めた霊峰です。南北朝時代の『神道集』に越後の三の宮・八海大明神として記され、寛政六年には普寛行者が越後へ入り、地元の泰賢行者とともに登拝の道を整えたと伝えられます。三つの登山口にはそれぞれ里宮がまつられてきました。
A.越後駒ヶ岳は深田久弥の日本百名山に選ばれ、八海山と中ノ岳は日本二百名山のひとつに数えられています。三山の全域は越後三山只見国定公園に含まれ、昭和四十八年に国定公園に指定されました。