竹生島・宝厳寺

(ちくぶしま・ほうごんじ)
📍 滋賀県 長浜市🎭 文化⛰️ 名所🏯 歴史

【概要】

琵琶湖に浮かぶ竹生島にある真言宗豊山派の寺院です。西国三十三所観音霊場としても知られ、本尊の大弁才天は日本最古・最大とも言われます。島全体が神秘的な空気に包まれており、強力なパワースポットとして人気です。

【歴史】

竹生島・宝厳寺は、滋賀県長浜市の沖合に浮かぶ周囲約二キロの小島に建つ真言宗豊山派の寺院です。寺伝によれば神亀元年(724年)、聖武天皇が夢のお告げを受けて僧の行基を勅使として遣わし、堂塔を建てさせたのが始まりと伝わります。行基が安置した大弁才天を本尊とし、古くから神の棲む島として篤い信仰を集めてきました。島全体が国の名勝および史跡に指定され、琵琶湖八景の一つにも数えられます。

【特徴】

本尊の大弁才天は日本の弁才天のなかで最も古いと伝えられる秘仏で、江の島、宮島の弁財天とともに日本三大弁天に数えられています。西国三十三所観音霊場の第三十番札所でもあり、船着き場から百六十五段の石段を上ると、弁才天を祀る本堂、三重塔、観音堂が急な斜面に沿って並んでいます。島へは長浜港や今津港、彦根港から観光船が出ており、船でしか渡ることができません。

【見どころ】

観音堂の前に立つ唐門は国宝で、豊臣期の大坂城にあった極楽橋を京都の豊国廟を経て移築したものとされ、桃山文化らしい豪華な彫刻を今に伝えます。観音堂と隣接する都久夫須麻神社の本殿を結ぶ舟廊下は重要文化財で、豊臣秀吉の御座船の用材を使って架けられたと伝わる渡り廊下です。唐門は2018年から2020年にかけての修理を終え、往時の極彩色が鮮やかによみがえりました。

【トリビア】

都久夫須麻神社の竜神拝所からは、湖に張り出した鳥居に向かって素焼きの小皿を投げる「かわらけ投げ」ができます。二枚一組の皿に名前と願い事を書き、鳥居をくぐらせることができれば願いが叶うとされています。風に流されやすく成功は簡単ではありませんが、湖上へ放つ爽快感から挑戦する人が絶えません。島には民家がなく、社寺の関係者以外は暮らしていない、まさに神の島と呼ぶにふさわしい場所です。

📅 最終更新: 2026/9/6
竹生島・宝厳寺
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です