別山

(べっさん)
📍 富山県 立山町🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

別山は富山県立山町にある標高2880メートルの峰で、立山三山のうち最も北に位置します。山頂は北峰と標高2874メートルの南峰に分かれ、南峰には小さな祠がまつられています。北峰に立てば剣沢をへだてて剱岳の岩峰が目の前にそびえ、立山でも屈指の展望地として知られます。立山信仰では三山のうち未来をあらわす山として敬われてきました。

【歴史】

別山は『今昔物語集』において帝釈山と呼ばれたと伝えられ、霊山立山の北を鎮める山とされてきました。立山信仰では三山のうち未来をあらわす山にあたります。明治より前、剱岳に登ることが許されなかった時代には別山の山頂に剱岳の遥拝所が置かれ、登拝者はこの場所から剣沢をへだてて剱岳を拝み、近づくことのできない峰に手を合わせていました。

【特徴】

別山は山頂が二つに分かれ、最高点である標高2880メートルの北峰と、2874メートルの南峰が並びます。両峰の間のくぼみには硯ヶ池があり、日本でも高いところにある池として知られますが、水の少ない時期には涸れることもあります。北には剱御前との鞍部である別山乗越、南には真砂岳との鞍部である真砂乗越をひかえています。

【見どころ】

富山県立山町にある北峰に立つと、剣沢をへだてて剱岳の岩峰が目の前にそそり立ち、立山でも屈指の展望地として知られます。登り方はおもに二通りあり、雷鳥沢から雷鳥坂を登って剱御前小舎を経る道は室堂平から三時間半ほど、雄山から大汝山、富士ノ折立、真砂岳をつなぐ縦走路をたどる場合は四時間半ほどが目安になります。

【トリビア】

南峰には小さな祠がまつられ、剱岳を拝んできた信仰のかたちを今に伝えています。別山から流れ出す剱沢や別山沢、真砂沢は黒部川の支流となり、称名川は常願寺川へ注ぎます。最寄りの山小屋である剱御前小舎の建つ別山乗越と剣沢は、日本郵便から交通困難地の指定を受けているため、郵便物を送ることができない場所となっています。

📅 最終更新: 2026/9/13
別山
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です