秋保温泉

(あきうおんせん)
切り替え:📍 東北宮城県 仙台市♨️ 温泉🏯 歴史

【概要】

宮城県仙台市にある秋保温泉は、開湯1500年の歴史を持つ古湯です。第29代欽明天皇の皮膚病を治癒したと伝えられ、「名取の御湯」として知られています。伊達政宗公をはじめとする歴代藩主の湯治場としても栄えました。名取川の渓谷美を望む温泉宿が立ち並び、四季折々の風景が楽しめます。

【歴史】

秋保温泉は宮城県仙台市にある古い湯で、開湯からおよそ千五百年の歴史を伝えています。古墳時代、皮膚の病に悩んだ欽明天皇がこの湯で快癒したという伝承から「名取の御湯」の名を賜ったとされ、別所温泉や野沢温泉とともに日本三御湯に数えられてきました。「名取の御湯」の名は『拾遺和歌集』や『大和物語』にも見え、早くから都の人々に知られていた湯であったことがわかります。

【特徴】

秋保温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、源泉の温度はおよそ二十四度から六十度まで幅があります。塩分を多く含んだ湯は体を芯から温めてくれるため、湯冷めしにくいところが持ち味で、神経痛や筋肉痛、冷え性などへの効能がうたわれています。名取川が刻む谷の沿いに旅館が並び、市の中心部から車でおよそ三十分という近さから「仙台の奥座敷」と呼ばれてきました。

【見どころ】

温泉街の周辺には、落差およそ五十五メートルを誇る秋保大滝や、名取川が岩を削ってつくった渓谷美で知られる磊々峡があり、湯めぐりとあわせた散策が楽しめます。伊達政宗が湯浴みのための御殿を設け、佐藤家に湯守の役を任せたという歴史も伝わり、その流れをくむ宿が今も営まれています。日帰りで入浴できる施設も多く、仙台の観光の合間に気軽に立ち寄る人が絶えません。

【トリビア】

秋保温泉のある秋保の里は一九八八年に市へ編入された地域で、それ以前は宮城郡秋保町と呼ばれていました。近隣の店で売られる「秋保おはぎ」は行列ができるほどの名物として知られ、秋保温泉を訪れた客の土産にも選ばれています。周辺には秋保工芸の里があり、こけしや埋もれ木細工など、昔ながらの手仕事を続ける職人の工房を訪ね歩くこともできます。

📅 最終更新: 2026/9/19
秋保温泉
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です