京都五山

京都五山は、京都の臨済宗寺院を格式の高い順に並べた序列で、至徳三年(1386年)に室町幕府三代将軍の足利義満のもとで確定したとされます。南禅寺を五山の上に置く別格上位とし、第一位を天龍寺、第二位を相国寺、第三位を建仁寺、第四位を東福寺、第五位を万寿寺と定めました。中国の南宋にならった寺格の制度で、幕府が禅宗を統べるしくみであるとともに、五山文学や水墨画が花開く土台にもなりました。

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天龍寺
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 京都府 京都市

天龍寺

(てんりゅうじ)

天龍寺庭園は、京都府京都市の嵐山にある夢窓疎石作庭と伝わる名園です。1339年に足利尊氏が亀山殿跡を後醍醐天皇の菩提を弔う禅寺に改め、中心の曹源池には鯉が龍に化す故事を表す龍門瀑と鯉魚石、日本最古級の庭園石橋が据えられ、嵐山と亀山を借景に取り込みます。伽藍は度重なる火災で焼失しましたが庭は当初の石組をよく伝え、1955年に特別名勝へ指定されました。

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相国寺
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📍 京都府 京都市

相国寺

(しょうこくじ)

相国寺は、京都府京都市にある臨済宗相国寺派の大本山で、京都五山の第二位に列せられる禅寺です。永徳二年(1382年)に足利義満が造営を発願し、十年の歳月をかけて明徳三年(1392年)に完成しました。慶長十年(1605年)に再建された法堂は現存最古の法堂とされ、天井には狩野光信が描いた蟠龍図が広がります。金閣寺と銀閣寺を山外塔頭に持つ寺でもあります。

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建仁寺
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 京都府 京都市

建仁寺

(けんにんじ)

建仁寺は、京都府京都市にある臨済宗建仁寺派の大本山で、京都五山の第三位に数えられます。建仁二年(1202年)、宋に二度渡って臨済禅を伝えた栄西が、鎌倉幕府二代将軍の源頼家の援助を得て開いた寺で、寺名は創建のときの年号に由来します。法堂の天井を覆う双龍図や俵屋宗達の風神雷神図で広く知られ、祇園の花街に隣り合う広い境内を構えています。

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東福寺
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📍 京都府 京都市

東福寺

(とうふくじ)

東福寺は、京都府京都市にある臨済宗東福寺派の大本山で、京都五山の第四位に列します。嘉禎二年(1236年)に摂政の九条道家が発願し、円爾を開山として十九年をかけて整えた大伽藍で、寺名は奈良の東大寺と興福寺から一字ずつを取ったものです。国宝の三門をはじめ室町時代の建物が数多く残り、渓谷に架かる通天橋の紅葉でも名高い寺です。

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万寿寺
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万寿寺

(まんじゅじ)

万寿寺は、京都府京都市にある臨済宗東福寺派の寺で、京都五山の第五位に置かれました。起こりは永長元年(1096年)、白河上皇が早くに亡くなった皇女をしのんで六条内裏に建てた六条御堂で、のちに禅寺へ改められて五山に列します。天正年間に現在地へ移り、明治十九年(1886年)からは東福寺の塔頭となっていて、いまは非公開で拝観はできません。

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