関東三大不動は、関東地方でとくに厚い信仰を集めてきた三つの不動明王の霊場をまとめた呼び名です。一般には千葉県の成田山新勝寺、東京都日野市の高幡不動尊金剛寺、神奈川県伊勢原市の大山寺の三寺を指します。大山寺の代わりに埼玉県加須市の不動ヶ岡不動尊總願寺を数える説や、飯能市の高山不動尊を挙げる説もあります。いずれも初詣や縁日に多くの参拝者が訪れる真言宗の寺です。
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A.はい、別の説もあります。一般には千葉県の成田不動尊(成田山新勝寺)、東京都日野市の高幡不動尊(金剛寺)、神奈川県伊勢原市の大山不動尊(大山寺)の三寺を指します。ただし大山寺の代わりに埼玉県加須市の不動ヶ岡不動尊總願寺を数える説や、飯能市の高山不動尊を挙げる説もあります。
A.三寺とも古い開山の言い伝えを持っています。大山不動尊(大山寺)は良弁が大山を開いたのが始まりと伝えられます。高幡不動尊(金剛寺)は慈覚大師円仁が不動明王を祀ったのが起こりとされ、行基を開基とする説もあります。成田不動尊(成田山新勝寺)は天慶3年(940年)に寛朝大僧正が平将門の乱の平定を祈って護摩を修したのが開山と伝わります。
A.三寺とも不動明王を本尊とし、それぞれに由緒があります。成田不動尊(成田山新勝寺)の本尊は弘法大師空海の作と伝えられます。高幡不動尊(金剛寺)の本尊は平安時代後期に造られた丈六の不動三尊で、1994年に国の重要文化財に指定されました。大山不動尊(大山寺)の本尊は鎌倉時代の鉄造不動明王坐像で、二童子像とともに国の重要文化財です。
A.寺ごとに季節の見どころが異なります。成田不動尊(成田山新勝寺)の節分会では力士などが豆をまき、「福は内」だけを唱えます。高幡不動尊(金剛寺)は初夏に200種を超えるあじさいが山肌を彩り、あじさい寺として親しまれています。大山不動尊(大山寺)では11月中旬から下旬ごろ、本堂へ続く石段がモミジで赤く染まります。
A.三寺は千葉県・東京都・神奈川県に分かれています。直線距離で、成田不動尊(成田山新勝寺)と高幡不動尊(金剛寺)は約80km、成田不動尊(成田山新勝寺)と大山不動尊(大山寺)は約110km、高幡不動尊(金剛寺)と大山不動尊(大山寺)は約30km離れています。