高幡不動尊(金剛寺)

(たかはたふどうそん(こんごうじ))
📍 関東東京都 日野市⛩️ 寺社🏯 歴史

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【概要】

高幡不動尊(金剛寺)は、東京都日野市にある真言宗智山派の別格本山で、正式には高幡山明王院金剛寺といいます。寺伝では平安時代初期に慈覚大師円仁が東関鎮護の霊場として不動明王を祀ったのが始まりとされ、関東三大不動の一つに数えられます。南北朝時代に建てられた不動堂と仁王門は国の重要文化財で、新選組副長の土方歳三の菩提寺としても知られています。

【歴史】

寺伝によれば、高幡不動尊(金剛寺)は清和天皇の勅願を受けた慈覚大師円仁が、山の上に堂を建てて不動明王を祀り、東関鎮護の霊場としたのが起こりとされます。奈良時代の行基を開基とする説もあります。建武2年の1335年に大風で堂が倒れると、住僧の儀海が中心となって現在地へ移し、康永元年の1342年に再建しました。この不動堂は関東の中世密教建築を代表する遺構とされています。

【特徴】

本尊は平安時代後期に造られた丈六の不動明王を中心とする不動三尊で、1994年に国の重要文化財に指定されました。修理にあたって平成9年の1997年に身代わりの本尊が造られ、いまの不動堂にはこの座像が安置され、丈六の三尊は奥殿で拝観できます。中世には人々の難を引き受けて汗をかく汗かき不動と呼ばれ、武将たちの信仰を集めました。関東三十六不動霊場の第九番札所でもあります。

【見どころ】

境内の中心にそびえる朱塗りの五重塔は、昭和の時代に平安時代初期の様式にならって建てられたもので、いまでは寺の象徴になっています。裏山には四国八十八ヶ所を模した山内八十八ヶ所の巡拝路がめぐり、道沿いに弘法大師の石像が並びます。初夏には山あじさいや西洋あじさいなど200種を超えるあじさいが山肌を彩り、あじさい寺として親しまれています。見頃は年によって前後します。

【トリビア】

高幡不動尊は新選組副長の土方歳三の菩提寺で、大日堂には土方の位牌が納められ、境内には近藤勇と土方歳三をたたえる殉節両雄之碑が立っています。土方は寺に近い石田村の生まれで、新選組ゆかりの地をめぐる人が多く足を運びます。京王線と多摩モノレールの駅名も、この寺にちなんで高幡不動駅と名づけられ、駅から参道を歩いてすぐに総門へ着くことができます。

📅 最終更新: 2026/10/20
高幡不動尊(金剛寺)
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です