兵庫県は摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という五つの旧国が合わさってできた県で、県内ではこれらをまとめて兵庫五国と呼びます。明治9年(1876年)に飾磨県と豊岡県・名東県の一部が併合され、ほぼ現在の県域が定まりました。日本海と瀬戸内海の二つの海に面し、雪深い山陰の山里から神話の島までを一県に抱えるため、気候も産物も言葉も国ごとに大きく異なります。兵庫県自身も五国を観光や特産品の枠組みに使っています。
A.明治9年(1876年)に飾磨県と豊岡県・名東県の一部が併合され、ほぼ現在の県域が定まりました。こうして摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という五つの旧国が一つの兵庫県となり、県内ではこれらをまとめて兵庫五国と呼んでいます。
A.このページでは、摂津国を生田神社、播磨国を書写山圓教寺、但馬国を出石城下町、丹波国を河原町妻入商家群、淡路国を伊弉諾神宮で紹介しています。いずれも各国の歴史や風土をよく伝える場所です。
A.摂津は灘の酒造り、播磨は米づくりと塩、手延べそうめんや醤油で知られます。但馬は但馬牛や冬の松葉ガニ、丹波は丹波黒の黒大豆や丹波栗、丹波焼が名高く、淡路は玉ねぎの一大産地で鯛や鱧も水揚げされます。気候も産物も国ごとに大きく異なります。
A.神戸という地名は、生田神社に仕える「神封戸(かんべ)」に由来するとされます。大同元年(806年)に朝廷から神封戸四十四戸が寄せられ、この「かんべ」が転じて神戸の地名になったと伝わります。
A.五か所はすべて兵庫県内にあります。直線距離で最も離れているのは出石城下町と伊弉諾神宮で約110km、最も近いのは生田神社と河原町妻入商家群、生田神社と伊弉諾神宮で、それぞれ約40kmです。