兵庫五国

兵庫県は摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という五つの旧国が合わさってできた県で、県内ではこれらをまとめて兵庫五国と呼びます。明治9年(1876年)に飾磨県と豊岡県・名東県の一部が併合され、ほぼ現在の県域が定まりました。日本海と瀬戸内海の二つの海に面し、雪深い山陰の山里から神話の島までを一県に抱えるため、気候も産物も言葉も国ごとに大きく異なります。兵庫県自身も五国を観光や特産品の枠組みに使っています。

地域名数>兵庫五国
生田神社
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 兵庫県 神戸市中央区

生田神社

(いくたじんじゃ)

摂津国の玄関口である神戸の中心に鎮座する古社で、稚日女尊を祀ります。『日本書紀』の神功皇后の記事に創建の由来が記され、朝廷から与えられた「神封戸(かんべ)」が神戸という地名の起こりになったと伝わります。六甲山地と海に挟まれた摂津は、古代の大輪田泊から近代の神戸港へと続く港町と、灘の酒造りを育てた土地です。

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書写山圓教寺
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 兵庫県 姫路市

書写山圓教寺

(しょしゃざんえんぎょうじ)

播磨国の信仰を長く担ってきた天台宗の古刹で、標高371メートルの書写山の上に伽藍が広がります。康保3年(966年)に性空上人が開き、比叡山になぞらえて「西の比叡山」と呼ばれてきました。西国三十三所の第27番札所であり、瀬戸内に開けた播磨平野と城下町を見下ろす位置に、懸造の摩尼殿や室町時代の三之堂が残ります。

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出石城下町
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 兵庫県 豊岡市

出石城下町

(いずしじょうかまち)

但馬国の中心として栄えた城下町で、碁盤の目の町割りに武家屋敷と町家が残り「但馬の小京都」と呼ばれます。町の真ん中に立つ辰鼓楼は明治のはじめに建てられた時計台で、出石の象徴となっています。雪深い山陰の気候に育まれた但馬は、和牛のもととなった但馬牛と温泉の里として知られ、出石はそば処としての名も高い町です。

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河原町妻入商家群
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 兵庫県 丹波篠山市

河原町妻入商家群

(かわらまちつまいりしょうかぐん)

丹波国を代表する城下町の商人町で、京街道に沿って約600メートルにわたり妻入の商家が軒を連ねます。間口が狭く奥行きの長い敷地に合わせた丹波独特の町家が並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。霧の立つ盆地に育つ丹波黒の黒大豆や丹波栗、六古窯の丹波焼といった実りと技も、この地の暮らしを支えてきました。

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伊弉諾神宮
🏯 歴史⛰️ 名所
📍 兵庫県 淡路市

伊弉諾神宮

(いざなぎじんぐう)

国生み神話を伝える淡路国の一宮で、国を生み終えた伊弉諾尊が余生を過ごした「幽宮」の跡と伝わります。境内には樹齢約九百年とされる夫婦大楠がそびえ、縁結びや子授けの信仰を集めてきました。島がそのまま一国をなす淡路は、朝廷に食材を納めた御食国の一つで、今も玉ねぎの一大産地として、また人形浄瑠璃の島として知られます。

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📍 所在地マップ