阿蘇五岳

阿蘇五岳は、南北約二十五キロメートルに及ぶ阿蘇カルデラの底に連なる高岳・中岳・根子岳・烏帽子岳・杵島岳の五つの峰をまとめて呼ぶ名前です。カルデラは約二十七万年前から約九万年前までの四度の巨大噴火で生まれ、五岳はそのあとにカルデラの中で育った中央火口丘群の代表格にあたります。北側の外輪山から望む連なりは横たわった釈迦の姿に見立てられ、涅槃像と呼ばれて阿蘇を象徴する眺めになっています。

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高岳
🌿 自然⛰️ 名所
📍 熊本県 阿蘇市

高岳

(たかだけ)

高岳は、阿蘇五岳の最高峰で標高千五百九十二メートルを測る山です。熊本県阿蘇市の仙酔峡から尾根をたどる道が代表的な登り口で、山頂に立つと中岳の火口とカルデラを囲む外輪山を一度に見渡せます。深田久弥の日本百名山では阿蘇山としてこの峰が最高点に挙げられ、東峰の南斜面に広がるミヤマキリシマの大群落は初夏の名物になっています。

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中岳
🌿 自然⛰️ 名所
📍 熊本県 阿蘇市

中岳

(なかだけ)

中岳は、阿蘇五岳のなかで唯一いまも活動を続ける活火山で、標高は千五百六メートルです。南北に並ぶ七つの火口跡のうち北端の第一火口だけが活動しており、底には湯だまりと呼ばれる湯の池が現れることがあります。火口の周辺は火山ガスや噴石の危険があるため火山活動に応じて立入りが規制され、見学できるかどうかはその時々で変わります。

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根子岳
🌿 自然⛰️ 名所
📍 熊本県 高森町

根子岳

(ねこだけ)

根子岳は、阿蘇五岳の東端に立つ標高千四百三十三メートルの山です。熊本県高森町にあり、稜線に鋸の歯のような岩峰が連なる独特の姿で、どこから見てもとがった輪郭に見えることから七面山とも呼ばれてきました。最高点の天狗峰は岩登りの技術がないと立てない険しい岩峰で、一般の登山者は三角点のある東峰までを目指すのが普通になっています。

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烏帽子岳
🌿 自然⛰️ 名所
📍 熊本県 南阿蘇村

烏帽子岳

(えぼしだけ)

烏帽子岳は、阿蘇五岳の西寄りに立つ標高千三百三十七メートルの山です。熊本県南阿蘇村にあり、山頂には一等三角点が置かれています。北の麓には火口跡が草原になった草千里ヶ浜が広がり、そこから一時間ほどで登れる手軽さで親しまれています。展望がよく南阿蘇の谷から有明海まで見渡せることから、国見山という別名でも呼ばれてきました。

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杵島岳
🌿 自然⛰️ 名所
📍 熊本県 阿蘇市

杵島岳

(きしまだけ)

杵島岳は、阿蘇五岳の西端に立つ山で、五つの峰のなかでは最も標高が低い峰です。熊本県阿蘇市にあり、草千里ヶ浜の北側にこぢんまりとした円錐形の姿を見せます。約三千五百年前にできた新しい火山で、山頂には形のはっきりした火口が残っています。阿蘇火山博物館のそばから舗装された歩道と階段が続き、四十分ほどで頂に立てる登りやすい山として親しまれています。

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📍 所在地マップ