天草五橋

天草五橋

天草五橋は、熊本県の宇土半島の先から天草上島までを島づたいに結ぶ五つの橋の総称です。一九六六年に天門橋・大矢野橋・中の橋・前島橋・松島橋がそろって開通し、九州本土と天草諸島が初めて陸路でつながりました。鋼のトラス、弓なりのアーチ、コンクリートの桁と、形も色も違う橋が次々に現れ、通り抜ける約十五キロは天草パールラインと呼ばれて日本の道百選にも選ばれています。

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天門橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 熊本県 宇城市

天門橋

(てんもんきょう)

天門橋は、熊本県宇城市にある天草五橋の一号橋で、宇土半島の先端と大矢野島のあいだに横たわる三角ノ瀬戸をひとまたぎにしています。橋長は五百二メートル、三径間の連続トラスという骨組みで、五つの橋のなかでは海面からの高さが最もあります。一九六六年の完成時には同じ形式として世界有数の規模とされ、第一回の土木学会田中賞に選ばれました。天草へ渡る旅の入口として、多くの人が最初に渡る橋です。

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大矢野橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 熊本県 上天草市

大矢野橋

(おおやのばし)

大矢野橋は、熊本県上天草市にある天草五橋の二号橋で、大矢野島と永浦島を結ぶ橋長二百四十九メートルのランガートラス橋です。水平な桁の上に弓なりのアーチがのび、ベージュ色に塗られた姿は五つの橋のなかでもひときわ柔らかな印象を与えます。一九六六年に他の四橋とそろって完成し、天草パールラインと呼ばれる海上の道の二番目の関門として、島づたいに南へ向かう車を迎えています。

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中の橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 熊本県 上天草市

中の橋

(なかのばし)

中の橋は、熊本県上天草市にある天草五橋の三号橋で、永浦島と大池島を結ぶ橋長三百六十一メートルのコンクリート橋です。名前のとおり五つの橋のちょうど真ん中に位置し、桁と橋脚が一体になった無駄のない姿をしています。橋の両側には大小の島と養殖の筏が浮かび、車で渡っていくと、穏やかな海の上を滑るように進んでいく感覚を味わえます。

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前島橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 熊本県 上天草市

前島橋

(まえじまばし)

前島橋は、熊本県上天草市にある天草五橋の四号橋で、大池島と前島を結んでいます。橋長は五百十メートルと五つの橋のなかで最も長く、コンクリートの箱桁が海の上を真っ直ぐに伸びていきます。橋の前後には小島と入り江が入り組んだ天草松島の景色が広がり、車の窓からでも強く印象に残る区間です。天草上島へ渡るひとつ手前の橋にあたります。

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松島橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 熊本県 上天草市

松島橋

(まつしまばし)

松島橋は、熊本県上天草市にある天草五橋の五号橋で、前島と天草上島を結ぶ橋長およそ百七十八メートルのパイプアーチ橋です。鋼管を組んだ赤いアーチが海面の上に弧を描き、五つの橋のなかでもっとも華やかな色合いをしています。この橋を渡り終えると天草の中心部へ入っていくことから、五橋めぐりの締めくくりとして親しまれてきました。

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❓ 天草五橋のよくある質問

Q.天草五橋はいつ開通したのですか?

A.天草五橋の五つの橋は、一九六六年九月二十四日にそろって開通しました。工事は一九六二年に始まり、この開通によって九州本土と天草諸島が初めて陸路で結ばれました。天草に橋を架けようという構想は、湯島出身の熊本県議・森慈秀が一九三六年の県議会で訴えたのが始まりとされます。

Q.天草五橋で最も長い橋と最も短い橋はどれですか?

A.最も長いのは橋長五百十メートルの前島橋で、最も短いのは松島橋です。前島橋はコンクリートの箱桁が海の上を真っ直ぐに伸びる橋、松島橋は鋼管を組んだ赤いアーチのパイプアーチ橋です。なお海面からの高さが最もあるのは、一号橋の天門橋です。

Q.天草五橋の五つの橋はそれぞれどう違いますか?

A.形式も色もそれぞれ異なります。天門橋は鋼の連続トラス橋、大矢野橋はベージュ色のアーチをのせたランガートラス橋、中の橋はPCラーメンと呼ばれるコンクリート橋、前島橋はコンクリートの箱桁の橋、松島橋は赤いアーチのパイプアーチ橋です。通り抜ける道は天草パールラインと呼ばれています。

Q.天草五橋は開通当初から無料で通れたのですか?

A.開通当初の天草五橋は、日本道路公団が管理する有料道路でした。四十年近くかけて建設費を回収する計画でしたが、観光の車が想像を超えて押し寄せ、わずか九年後の一九七五年八月十日に無料開放されたと伝えられます。

Q.天草五橋の五つの橋はどのくらい離れていますか?

A.五つの橋はすべて熊本県にあり、島づたいに続いています。直線距離で天門橋から大矢野橋までは約8km、天門橋から松島橋までは約10kmです。大矢野橋から先の四つの橋は、互いに約1〜2kmの間隔で並んでいます。上天草市の高舞登山の展望所からは五つの橋すべてを一望できます。

📍 所在地マップ