和歌山城

(わかやまじょう)
📍 和歌山県 和歌山市🏯 歴史⛰️ 名所🎭 文化

【概要】

紀州徳川家の居城。虎伏山(とらふすやま)に築かれたことから「虎伏城(こふくじょう)」とも呼ばれます。大天守と小天守、二つの櫓を多聞櫓で連結した連立式天守を持ち、白亜の天守群が緑豊かな山に映えます。現在の天守は戦後の復元です。

【歴史】

和歌山城は和歌山県和歌山市にある平山城で、1585年(天正13年)に紀州を平定した羽柴秀吉が、弟の秀長に命じて虎伏山に築かせたことに始まります。普請奉行は藤堂高虎らが務めたと伝わり、高虎が手がけた最初の本格的な近世城郭ともいわれます。関ヶ原の戦い後には浅野幸長が城を整え、1619年(元和5年)に徳川頼宣が入って御三家である紀州徳川家の居城となりました。

【特徴】

天守は三重三階の大天守に小天守と二基の櫓を多聞櫓で連結した連立式で、中庭を囲む構えは姫路城や松山城と共通しています。虎が伏せた姿に見えるという虎伏山の頂に白亜の建物が並び、和歌山城は市街のどこからでも仰ぐことができます。城内の石垣は野面積み、打込み接ぎ、切込み接ぎと時代ごとの技法がそろい、築城技術の移り変わりを一度に学べる点も、城好きを引きつける大きな魅力です。

【見どころ】

天守は1846年(弘化3年)の落雷で焼失し、1850年(嘉永3年)に再建されましたが、1945年(昭和20年)の空襲で再び失われ、1958年(昭和33年)に鉄筋コンクリートで外観が復元されました。二の丸と西の丸を結ぶ御橋廊下は斜めに架かる珍しい屋根付きの橋で、2006年に復元され今は渡ることができます。西の丸にある紅葉渓庭園の秋の彩りも見事で、多くの人が足を運びます。

【トリビア】

紀州徳川家からは、享保の改革を進めた八代将軍の徳川吉宗と、幕末に活躍した十四代将軍の徳川家茂が世に出ています。城内には無料で入れる和歌山公園動物園があり、大正時代から続く施設として、子どもから大人まで市民に長く親しまれてきました。天守へ続く道では城のマスコットである忍者に出会えることもあり、記念撮影にも応じてくれるため、家族連れの来訪者から高い評判を呼んでいます。

📅 最終更新: 2026/9/6
和歌山城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です