戸隠神社火之御子社

(とがくしじんじゃひのみこしゃ)
📍 中部長野県 長野市⛩️ 寺社🌿 自然

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【概要】

戸隠神社火之御子社は、宝光社と中社のあいだに鎮座し、天の岩戸の前で舞を奉納した女神・天鈿女命を祀ります。承徳二年にあたる1098年ごろの創建とされ、舞楽や芸能、縁結び、火防の神として信仰されています。境内には結びの杉と呼ばれる二本の杉の古木と、西行法師ゆかりと伝わる西行桜があり、五社のなかでも静けさの際立つ社です。

【歴史】

戸隠神社火之御子社は、承徳二年にあたる1098年ごろに創建されたと伝えられます。戸隠のほかの四社が、明治の神仏分離まで戸隠山顕光寺の院や堂として仏教と深く結びついていたのに対し、火之御子社だけは一貫して神社であり続けたとされます。修験の霊場として栄えた戸隠のなかで、古くから神社として祀られてきた点が、五社のなかでの大きな違いです。

【特徴】

戸隠神社火之御子社の祭神・天鈿女命は、天照大神が岩戸に隠れたとき、岩戸の前で舞い踊って神々を笑わせ、天照大神が外をのぞくきっかけをつくった女神です。この神話から舞楽や芸能の神とされ、芸事の上達を願う人々が参拝に訪れます。あわせて縁結びの神、火防の神としても信仰され、里の暮らしに近い願いを受け止めてきました。

【見どころ】

戸隠神社火之御子社の境内では、並び立つ二本の杉の古木が目を引きます。樹齢は500年を超えるといわれ、寄り添うような姿から結びの杉や夫婦杉と呼ばれて、縁結びを願う人々に親しまれています。そばには西行法師ゆかりと伝わる西行桜の古木もあり、春の終わりには杉木立のなかで淡い色の花を咲かせて、静かな境内を彩ります。

【トリビア】

戸隠神社火之御子社へは、宝光社から杉林を抜ける古道の神道をたどって約800メートルで着きます。参拝者の多い中社や宝光社に比べて訪れる人が少なく、五社のなかで最も静かな社ともいわれます。祭神の天鈿女命の舞は神楽の起こりとされることから、芸能に携わる人が人知れず訪れる社としても語られ、境内には落ち着いた時間が流れています。

📅 最終更新: 2026/10/14
戸隠神社火之御子社
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です