白河小峰城

(しらかわこみねじょう)
📍 東北福島県 白河市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

白河小峰城は、福島県白河市にある梯郭式の平山城です。1340年ごろに結城親朝が小峰ヶ岡に城を構えたのが始まりとされ、寛永4年(1627年)から丹羽長重が大改修して東北では珍しい総石垣の城に仕上げました。盛岡城、若松城とともに東北三名城に数えられます。1991年に木造で復元された三重櫓と1994年復元の前御門が立ち、東日本大震災で崩れた石垣は2018年に修復を終えました。

【歴史】

南北朝時代の興国元年(1340年)ごろ、白川結城氏の一族である結城親朝が小峰ヶ岡に城を構え、小峰城と名づけたのが白河小峰城の始まりとされています。江戸時代に入り、初代白河藩主となった丹羽長重が寛永4年(1627年)から大改修を行い、数年をかけて総石垣造りの近世城郭を完成させました。以後は七家二十一代の藩主が城に入っています。

【特徴】

福島県白河市にある、阿武隈川の南に東西へ延びる丘陵と段丘を利用して築かれた梯郭式の平山城で、単に白河城、小峰城とも呼ばれます。東北では珍しい総石垣造りの城で、盛岡城、若松城とともに東北三名城のひとつに数えられます。城域はほぼ五角形で約60万平方メートルに及び、平成22年に国の史跡に指定されました。奥州と関東を結ぶ白河関の要衝を押さえる城として、歴代の城主が普請を重ねてきました。

【見どころ】

本丸北東に建つ三重櫓は、江戸時代の絵図をもとに平成3年(1991年)に木造で復元されたもので、天守の代わりを務めた御三階櫓の姿を今に伝えています。平成6年(1994年)に復元された前御門とあわせ、白河小峰城の顔となっています。城山公園には約180本のソメイヨシノが植えられ、春は石垣と桜が競演します。

【トリビア】

平成23年(2011年)の東日本大震災では本丸を中心に石垣が10か所にわたって崩落し、崩れた石材は約7000石にのぼる甚大な被害を受けましたが、数年がかりの復旧工事によって平成30年(2018年)に修復が完了しました。城内には、石垣の人柱にされた娘を悼むという「おとめ桜」の伝説も語り継がれています。

📅 最終更新: 2026/9/25
白河小峰城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です