潮岬灯台

(しおのみさきとうだい)
📍 和歌山県 串本町⛰️ 名所🏯 歴史

【概要】

和歌山県串本町、本州最南端の美しくなだらかな芝生が広がる潮岬に立つ白亜の灯台です。太平洋を一望する雄大な景色と、明治初期から行き交う船を見守り続けてきた歴史の重みを感じることができる、南紀エリアを代表する観光スポットです。

【歴史】

1870年(明治3年)に、犬吠埼灯台と同じくイギリス人技師R・H・ブラントンの設計により、仮点灯として歴史をスタートさせ、1873年(明治6年)9月15日に本点灯を迎えました。当初は八角形の木造でしたが、1878年(明治11年)に現在の石造りに改築されています。江戸条約によって建設が約束された8つの灯台(条約灯台)の一つとして、極めて歴史的に重要です。

【特徴】

潮岬灯台は高さ22.5メートルの石造りの灯台で、南国らしい青い空と一面の緑の芝生に、白亜の塔が非常に美しく映えます。灯りは平均海面から約49メートルの高さにあり、海上交通の難所として知られた熊野灘の沖合を通る船にとって、本州最南端を示すこの灯台の光は、現在も航海の安全と安心を届けるかけがえのない道標となっています。

【見どころ】

68段のらせん階段を上がると、太平洋の丸い水平線が視界いっぱいに広がり、「地球は丸い」ということを強烈に実感できます。また、隣接する潮岬灯台資料展示室では、灯台の歴史やレンズの仕組み、過去の貴重な写真などが展示されており、灯台への理解をより深めることができます。周囲には望楼の芝と呼ばれる広い草原も広がっています。

【トリビア】

潮岬は台風の通り道になることが多く、テレビの気象情報などで「和歌山県・潮岬」としてよく耳にする非常に有名な地名です。また、すぐ近くには「本州最南端の碑」があり、記念撮影のスポットとして人気を集めています。歴史的・文化的な価値の高いAランクの保存灯台とされ、日本の灯台50選にも選ばれた一基で、本州最南端から昇る初日の出を拝みに訪れる人も少なくありません。

📅 最終更新: 2026/9/7
潮岬灯台
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です