札幌ラーメン

(さっぽろらーめん)
📍 北海道 札幌市中央区🍜 料理

【概要】

日本の味噌ラーメン発祥の地。ラードで炒めた野菜と濃厚な味噌スープ、そして中太の黄色い縮れ麺が絡み合う、札幌を代表する絶品ソウルフードです。

【歴史】

札幌ラーメンの歴史は昭和大正期にさかのぼりますが、現在の「味噌ラーメン」が誕生したのは昭和30年(1955年)頃のことです。市内の名店「味の三平」の初代店主・大宮守人氏が、「味噌汁をヒントに、栄養満点でボリュームのあるラーメンを作りたい」と考え、試行錯誤の末に生み出しました。高度経済成長期のデパートの催事や雑誌で紹介されたことで全国的なブームを巻き起こし、日本を代表するラーメンのジャンルとして定着しました。

【特徴】

最大の特徴は、中華鍋で豚肉や玉ねぎ、もやしなどの野菜をラードで豪快に炒め、そこに豚骨や鶏ガラの出汁と特製味噌を加えてスープを作ることです。麺は、濃厚なスープに負けないように開発された、黄色くてコシの強い「中太縮れ麺(多加水熟成麺)」が使われます。表面に浮かぶラードがフタの役割を果たしてスープの熱を逃がさず、最後まで熱々のまま美味しく食べられるのが北国ならではの工夫です。

【見どころ】

札幌市内には1000軒以上のラーメン店がひしめき、特にススキノにある「元祖さっぽろラーメン横丁」や「新ラーメン横丁」では、伝統的な老舗から独自の進化を遂げた新進気鋭の名店までが集結しており、食べ歩きに最適です。バターやコーン、ホタテなどをトッピングした観光客人気のメニューのほか、地元民に愛される生姜やニンニクを効かせた純スミ系(すみれ・純連系)の濃厚な味など、多彩な魅力に出会えます。

【トリビア】

札幌ラーメンの黄色い縮れ麺は、昭和28年に製麺会社「西山製麺」と「味の三平」が共同開発して生まれたものです。独特のコシと風味を出すためにかんすいを使用し、数日間熟成させることで素晴らしい弾力を生み出しています。また、札幌ではラーメンを食べた後の締めとして、残ったスープに白ご飯やバターを投入して即席リゾット風にして楽しむのも地元の定番な食べ方の一つです。

📅 最終更新: 2026/7/3
札幌ラーメン
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です