岡崎城

(おかざきじょう)
📍 中部愛知県 岡崎市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

岡崎城は愛知県岡崎市にある平山城で、龍城の別名をもちます。1452年ごろに西郷稠頼が砦を築いたのが始まりとされ、松平清康が本格的な城郭に整え、1542年にはこの城で徳川家康が生まれました。天守は明治の廃城令で取り壊され、1959年に鉄筋コンクリートで三層五階の姿に復興されています。本丸の周囲には往時の石垣や空堀が残り、東照公産湯の井戸もあります。

【歴史】

岡崎城は愛知県岡崎市にある平山城で、龍城の別名をもちます。1452年(享徳元年)ごろ三河守護代の西郷稠頼が矢作川と乙川に臨む台地に砦を築いたのが始まりとされます。のちに松平清康が入って本格的な城郭に整え、1542年(天文11年)にはこの城で徳川家康が生まれました。江戸時代は譜代大名が城主を務め、神君出生の城として重んじられました。

【特徴】

城は乙川と伊賀川を天然の堀とする要害で、江戸期には五万石の城でありながら、三層三階の天守と多くの櫓を備えていました。天守は1873年(明治6年)の廃城令によって取り壊されましたが、1959年に鉄筋コンクリートで復興され、三層五階の姿で岡崎城のシンボルとなっています。設計は城郭建築の研究者・城戸久が手がけました。本丸の周囲には往時の石垣や空堀も残っています。

【見どころ】

天守の五階からは三河平野を一望でき、家康が眺めたという北方の大樹寺の方角も確かめられます。大樹寺の本堂から山門と総門を通して約三キロ先の天守を望む眺望線は「ビスタライン」と呼ばれ、三代将軍家光の遺志を継いで四百年近く守られてきました。天守脇の龍城神社や、公園内に立つ家康像、東照公産湯の井戸も見どころです。春には約八百本の桜が咲き、桜まつりでにぎわいます。

【トリビア】

岡崎城は日本百名城の45番に数えられています。家康が誕生した朝、城の上に黒雲が渦巻き金色の龍が現れたという昇竜伝説が残り、これが龍城の名の由来と伝わります。城の東を流れる乙川沿いでは江戸期の東海道が城下を屈折しながら通り、その道筋は「岡崎二十七曲り」として知られました。多くの曲がり角は防御を固め、旅人を城下に長くとどめる狙いがあったとされます。名産の八丁味噌は、城から西へ八丁の地名に由来します。

📅 最終更新: 2026/9/25
岡崎城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です