納沙布岬

(のさっぷみさき)
📍 北海道北海道 根室市⛰️ 名所🌿 自然

【概要】

北海道根室市にある納沙布岬は、根室半島の先端に突き出た北海道本島の最東端の岬で、一般の人が自由に訪れることのできる日本の東の端です。沖合には北方領土の歯舞群島が浮かび、晴れた日には手の届きそうな近さに島影を望みます。灯台と本土最東端の碑が立つ先端の一帯には北方領土の資料館や記念の施設が集まり、東の果ての景色とともに、この地が抱える歴史に触れることができます。

【歴史】

納沙布岬の名はアイヌ語に由来するとされ、根室半島の先端として古くから船の目印になってきました。岬に立つ納沙布岬灯台は、北海道で最も古い灯台として知られています。第二次世界大戦の終戦直後に沖合の北方四島がソ連に占領されてからは、元島民が故郷の島々を間近に望む場所となりました。根室は返還を求める運動が始まった土地とされ、岬には今も祈りを込めて訪れる人が絶えません。

【特徴】

納沙布岬は北海道本島の最東端で、本土の東の端にあたります。ただし国全体の東端は、はるか南の太平洋に浮かぶ南鳥島で、一般の人は自由に渡ることができません。そのため納沙布岬は、誰でも訪れることのできる日本の東の端として親しまれています。目と鼻の先にはロシアが実効支配を続ける歯舞群島の島々があり、その近さを肌で感じられるのも、この岬ならではの特徴です。

【見どころ】

岬の先端には灯台と本土最東端を示す碑が立ち、その先の海に歯舞群島の島影が連なります。周辺には北方領土の歴史や暮らしを伝える根室市北方領土資料館や北方館・望郷の家があり、望郷の岬公園には四島の返還への願いを込めた大きなモニュメント「四島のかけはし」がそびえます。夏は海霧に包まれる日が多く、白い霧の向こうに灯台が浮かぶ幻想的な眺めにも出会えます。

【トリビア】

根室市は日本で最も東にある市で、「朝日にいちばん近い街」を掲げています。その東の端にあたる納沙布岬は、初日の出を拝もうと元日に多くの人が訪れる場所でもあります。また本土の東西南北の端を結ぶ本土四極の東の端でもあり、根室市内の観光施設などで到達を記念する証明書を受け取れます。配布の場所や方法は変わることがあるため、出かける前に確かめておくと安心です。

📅 最終更新: 2026/10/8
納沙布岬
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です