【概要】
西馬音内の盆踊りは秋田県羽後町で約700年続く伝統的な盆踊り。編み笠や彦三頭巾で顔を隠した踊り手が、優雅で幻想的な踊りを披露する。亡者踊りとも呼ばれ、その神秘的な雰囲気は「幽玄の舞」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。
【歴史】
西馬音内盆踊り(にしもないぼんおどり)は秋田県羽後町で毎年8月16日〜18日に開催される盆踊りで、約700年の歴史を持ちます。豊年祈願と先祖供養を兼ねた踊りで、1981年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。阿波おどり・郡上おどりと並ぶ「日本三大盆踊り」の一つとして、毎年約8万人が訪れます。編み笠と彦三頭巾で顔を隠して踊る幻想的な姿が特徴です。
【特徴】
西馬音内盆踊りは踊り手が「編み笠」または「彦三頭巾(ひこさずきん)」で顔を隠して踊るのが最大の特徴。端縫い衣装と呼ばれる藍染めの着物や、祖母から受け継いだ古い着物を着て踊る姿は幻想的で美しい。「音頭」と「がんけ」という二種類の踊りがあり、手の動きが優雅な「音頭」、跳ねるような「がんけ」と対照的なスタイルです。
【見どころ】
篝火に照らされた中、編み笠や彦三頭巾で顔を隠した踊り手が優雅に舞う姿は幻想的。本町通りの会場がメインで、無料で見学可能。飛び入り参加も歓迎され、貸衣装もあります。踊りは夜7時半頃から深夜まで続き、最終日深夜のクライマックスは特に盛り上がります。「道の駅うご」では資料展示も見学可能です。
【トリビア】
「彦三頭巾」は黒い頭巾で顔を隠すもので、亡者を表すとも言われます。端縫い衣装は何代にもわたって受け継がれる大切な衣装で、新調には数十万円かかることも。踊りは「音頭取り」の即興的な唄に合わせて踊るため、毎年少しずつ変化します。秋田美人が踊る姿は「東北の宝」とも称されています。
📅 最終更新: 2026/1/4




