藻岩山

(もいわやま)
📍 北海道 札幌市⛰️ 名所🌿 自然

【概要】

藻岩山は北海道札幌市にある標高531メートルの山で、山頂の展望台から石狩平野いっぱいに広がる街の明かりを見渡せます。函館山や小樽の天狗山と並ぶ北海道三大夜景のひとつに数えられ、中心部から車で二十分ほどという近さも魅力です。山腹には国の天然記念物に指定された原始林が残り、ロープウェイとミニケーブルカーで気軽に登れます。

【歴史】

藻岩山はアイヌの人々からインカルシペと呼ばれ、いつもそこに上って見晴らしをする所という意味を持つ、見張りと祈りの場でした。山腹の森は開拓が進んでも伐採を免れ、1921年3月3日に藻岩原始林として円山原始林とともに国の天然記念物に指定されています。1958年7月5日にはロープウェイが開通し、市民や旅行者が気軽に山頂へ立てるようになりました。

【特徴】

藻岩山は北海道札幌市にある標高531メートルの山で、市街地の南西およそ5キロという近さにそびえています。山頂展望台に立つと、碁盤の目に区画された街路の光が幾何学模様を描いて足元から広がり、その先に石狩湾の暗い海が横たわります。人工の光が整然と並ぶ都市型の夜景で、雪の積もる冬にはいっそう明るさを増します。

【見どころ】

山頂へは、もいわ山ロープウェイと、中腹から230メートルほどを約100秒で結ぶミニケーブルカー「もーりすカー」を乗り継ぎます。展望台には幸せの鐘が据えられ、手すりに南京錠を掛ける人が絶えず、恋人の聖地にも認定されています。館内にはプラネタリウムやレストランもあり、日没前に上がって空の色の移ろいを眺めるのがおすすめです。

【トリビア】

藻岩という名は、もともと隣の円山を指すアイヌ語のモイワ(小さな山)でした。明治の初めに開拓の役人が円山村と名づけた際、行き場を失ったモイワの名が隣の山へ移り、現在の呼び名になったと伝えられています。山腹の原始林はおよそ280ヘクタールに及び、大都市のすぐそばに天然林が残る例として学術的にも貴重とされています。

📅 最終更新: 2026/9/7
藻岩山
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です