【概要】
天智天皇が母・斉明天皇の冥福を祈り創建したとされる大寺院。飛鳥時代には飛鳥寺、薬師寺、大官大寺と並び四大寺に数えられた。現在は弘福寺が法灯を継ぐ。日本初の写経所としても知られる。
【歴史】
7世紀後半、天智天皇の時代に創建されたと考えられています。「日本書紀」には、この寺で日本初の一切経の書写が行われた記録が残っています。飛鳥時代を代表する大寺院でしたが、中世以降衰退しました。
【見どころ】
現在は真言宗豊山派の弘福寺となっていますが、境内に残る白い大理石の礎石が往時の壮麗さを物語っています。これらの礎石は、中金堂跡などに整然と並んでおり、独特の美しさがあります。
【特徴】
発掘調査により、塔と西金堂が並び、その北に中金堂、さらに北に講堂を配する「一塔二金堂式」の伽藍配置であったことが判明しています。出土した軒丸瓦は「川原寺式」と呼ばれ、優美な複弁蓮華文が特徴です。
📅 最終更新: 2026/1/16




