ぎおん柏崎まつり海の大花火大会

(ぎおんかしわざきまつりうみのだいはなびたいかい)
📍 新潟県 柏崎市🏮 🎭 文化

【概要】

新潟県柏崎市にある中央海岸とみなとまち海浜公園の一帯を舞台に、日本海へ向けて打ち上げられる花火大会です。八坂神社の祇園祭と市の商工祭が一つになって生まれたぎおん柏崎まつりの最終日を飾り、海面すれすれで開く海中空大スターマインや尺玉100発の一斉打ち上げなど、海辺ならではの豪快な演出で知られています。

【歴史】

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会のルーツは、新潟県柏崎市にある八坂神社の祇園祭にあります。すでに1840年ごろには奉納花火が上げられていた記録が残り、疫病や災難を除く祇園の信仰とともに花火が受け継がれてきました。1950年、市制10周年に合わせて八坂神社の柏崎祇園祭と市が行っていた商工祭が一つになり、現在のぎおん柏崎まつりが誕生します。花火大会はその最終日を締めくくる行事として続いています。

【特徴】

この大会の魅力は、砂浜と日本海をまるごと舞台にした打ち上げにあります。海面すれすれで開く海中空大スターマインは、水面に映る光と重なって半円が真円に見え、海辺でしか味わえない景色をつくり出します。幅600メートルほどを使うワイドスターマインや、沖の台船から上がる三尺玉も名物です。尺玉が三百連発で続く場面では、波の音をかき消すほどの響きが浜辺いっぱいに広がります。

【見どころ】

最大の見どころは尺玉100発の一斉打ち上げで、夜空を横一線に埋め尽くす光景は越後三大花火のなかでも屈指の迫力です。打ち上げ数はおよそ1万6千発にのぼり、海岸沿いの広い範囲から眺められるのも海の花火ならではの利点です。祭り本体では、たる仁和賀や民謡流しといった市民が主役の行事が街なかをにぎわせ、三日間を通して柏崎の夏が最高潮を迎えていきます。

【トリビア】

越後三大花火は海の柏崎、川の長岡、山の片貝と語られ、この呼び方は新潟県の観光キャッチコピーとして2000年代から広まりました。柏崎は砂浜と海上が打ち上げ場所になるため、真上だけでなく水平方向にも花火が開くのが持ち味です。祭りの名にあるぎおんは京都の八坂神社に由来する祇園の信仰の流れをくむもので、もとは疫病退散を願う夏の祭礼でした。今も神輿の巡行が祭りを支えています。

📅 最終更新: 2026/9/7
ぎおん柏崎まつり海の大花火大会
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です