唐津くんち

(からつくんち)
📍 九州佐賀県 唐津市🏮 祭

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【概要】

唐津くんちは、佐賀県唐津市の唐津神社の秋季例大祭で、毎年11月2日〜4日に開催されます。鯛や獅子、兜などを模した14台の豪華絢爛な「曳山(ひきやま)」が城下町を巡行します。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

【歴史】

唐津くんちは佐賀県唐津市にある唐津神社の秋季例大祭で、約400年の歴史があります。曳山(ひきやま)の始まりは1819年に刀町が奉納した「赤獅子」で、その後明治時代にかけて次々と制作され、現在は十四台が伝わっています。これらはすべて当時のまま現存しており、国の重要無形民俗文化財に指定されるとともに、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」にも登録されました。

【特徴】

最大の特徴は、和紙と漆で組み上げられた巨大な曳山です。獅子や兜、鯛、龍など形はさまざまで、重さは二トンから四トンにもなります。極彩色の漆に金箔や銀箔をあしらった姿は豪華絢爛で、工芸品としての価値も非常に高いものです。制作当時の姿のまま十四台がそろって巡行する例は世界的にも珍しく、唐津の人々が誇りとしてきた財産となっています。

【見どころ】

ハイライトは二日目の「御旅所神幸(おたびしょしんこう)」で披露される曳き込みです。砂地の御旅所へ、車輪をめり込ませながら重い曳山を引き入れる光景は圧巻というほかありません。「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに男たちが綱を引く姿は勇壮そのものです。最終日の町廻りでは、祭りの終わりを惜しむしっとりとした情緒も味わえます。

【トリビア】

曳山は「乾漆(かんしつ)」という技法で作られ、粘土の型の上に和紙を数百枚も重ねてから漆を塗り固めていきます。完成までには数年を要し、現在の価格に換算すると一台あたり数億円になるとも言われます。江戸時代から明治時代に生まれた十四台は火災などで失われることなく、修復を重ねながら今日まで大切に守り継がれてきました。

📅 最終更新: 2026/9/19
唐津くんち
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です