金沢城

(かなざわじょう)
📍 中部石川県 金沢市🏯 歴史⛰️ 名所

【概要】

金沢城は石川県金沢市にある城で、1580年に佐久間盛政が一向一揆の拠点を攻め落として城を構え、1583年に入城した前田利家から前田家十四代の居城となりました。天守は1602年に落雷で焼けて再建されていません。今は国の重要文化財の石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫が現存し、2001年に伝統工法で復元された菱櫓や五十間長屋、石垣の博物館と呼ばれる石垣を見ることができます。

【歴史】

金沢城の地にはもと加賀一向一揆の拠点の尾山御坊が営まれていましたが、天正8年(1580年)に織田方の佐久間盛政が攻め落として城を構えます。天正11年(1583年)に前田利家が入城してからは加賀百万石の政庁となり、明治2年(1869年)まで前田家十四代の居城として続きました。城は火災に何度も見舞われ、宝暦9年(1759年)の大火では城内のほとんどを焼失し、以後は再建と縮小を繰り返しました。

【特徴】

金沢城は白く輝く鉛瓦と海鼠壁による外観で知られ、長い櫓や多聞が連なる姿は他に類を見ません。天守は慶長7年(1602年)に落雷で焼けた後ついに再建されず、本丸に代わって二の丸が藩政の中心となりました。もう一つの見どころは石垣で、野面積みから切込接ぎまで各時代の技法が城内に共存することから石垣の博物館と呼ばれ、色や形を意匠として整えた見せるための石垣も随所に残されています。

【見どころ】

現存する建物のうち石川門と三十間長屋、鶴丸倉庫は国の重要文化財に指定されており、なかでも桝型を構える石川門は金沢城公園の顔となっています。平成13年(2001年)には菱櫓と五十間長屋、橋爪門続櫓が伝統工法で復元され、内部を見学して木組みの迫力を確かめることができます。玉泉院丸庭園や鼠多門の整備も進んでおり、隣接する兼六園と合わせれば一日かけてゆっくり歩きたい規模です。

【トリビア】

石川県金沢市にある金沢城は、明治以降は陸軍の拠点として使われ、戦後の昭和24年から平成7年までは金沢大学のキャンパスが置かれていました。学生が石垣の間を通って講義に向かう光景は市民に親しまれ、大学の移転後、平成8年から金沢城公園として一般に開放されました。日本百名城の三十五番に選ばれており、焼失した建物の復元整備は現在も段階的に続けられ、往時の姿が少しずつ取り戻されつつあります。

📅 最終更新: 2026/9/25
金沢城
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です